故キム・チャンミン監督 集団暴行事件、録音で新展開…供述と食い違う内容浮上



故キム・チャンミン監督事件、録音で新展開…供述と食い違う内容浮上

先月、インディペンデント映画界で活動してきたキム・チャンミン監督が、臓器提供を通じて4人の命を救い、この世を去ったとの知らせが伝えられた。その後、死亡の経緯が“集団暴行”によるものだったことが明らかとなり、波紋が広がっている。

遺族もまた、キム監督の死については明らかにされるべき真実があるとして、無念の思いを訴えている状況だ。

こうした中、事件をめぐり新たな動きがあった。4月29日、SBSによると、ウィジョンブ(議政府)地検ナミャンジュ(南楊州)支庁の同事件専従捜査チームは、被疑者らが「(キム監督を)殺すつもりで無差別に暴行した」という趣旨のやり取りを含む通話録音を確保したと明らかにした。

この内容は、被疑者のイ某がこれまでのメディアインタビューで「3発殴っただけで、意識を失うとは思わなかった」と述べていた主張と食い違うものだ。

仮に殺害の意思が認定された場合、容疑はこれまでの「傷害致死」から、より重い「殺人」に変更される可能性がある。捜査チームは当該録音などを踏まえ、暴行当時に死亡の結果を予見し得た可能性があるとみて、4月28日、被疑者2人に対する逮捕状を再請求した。



また、「繰り返し加えられた強い外力による脳損傷が死因」とする法医学鑑定の結果も、逮捕状請求の根拠に含まれていると伝えられている。

被疑者のイ某らは、2025年10月20日午前1時ごろ、キョンギド(京畿道)クリ(九里)市内の飲食店前で、騒音をめぐるトラブルからキム監督に暴行を加え、死亡させた疑いが持たれている。

キム監督は意識不明の状態で病院に搬送された後、回復しないまま17日後に脳死と判定された。最終的に4人に臓器提供が行われたという。

一方、警察の初動対応をめぐっては、当初、加害関与者を1人のみ特定して逮捕状を請求したものの棄却された経緯があり、その後の補完捜査でも追加特定者の拘束には至らなかった。

その後、暴行当時のCCTV映像が公開され、集団での暴行の可能性が指摘されると、捜査の不十分さを問う声が相次いだ。加害者を当初1人しか特定できなかった点や、拘束に至らなかった点が問題視されている。

検察は専従捜査チームを設置して再捜査に着手しており、今回の逮捕状再請求に至った。被疑者らに対する勾留の可否を判断する審査は、来月4日午前10時30分、ウィジョンブ(議政府)地裁ナミャンジュ(南楊州)支院で行われる予定だ。

WOW!Korea提供

2026.04.29