ラッパー、ソロアーティスト、そして近年では大人気ボーイズグループBOYNEXTDOORのプロデューサーとして知られるZICO(ジコ)が、2月7日、京王アリーナTOKYOで8年ぶりの日本単独公演『2026 ZICO LIVE : TOKYO DRIVE』を開催。ゲストに幾田りらも登場した1夜限りの貴重な公演のチケットは、発売後、たちまちソールドアウトとなった。
『TOKYO DRIVE』というタイトルだけに、ステージ上にはオープンカーのセットが置かれている。大勢のダンサーに囲まれ、オープニングトラック「Artist」でその車の前にポップアップで登場したZICOは、生バンドが繰り出すファンキーなサウンドでいっきに会場の熱を高める。世界中で大ブームのSNSダンスチャレンジの火付け役となった「Any song」では、“あの”ダンスも披露。「SPOT!」までの楽しい4曲で、この先のドライブへの準備が整った。
回転台に乗ったオープンカーが正面を向くと、「SEOUL DRIFT」でZICOが車に乗り込み、ヘッドライトを灯しドライブがスタート。「I am you, You are me」の後半では、サビを「キミは僕で、僕はキミで」と日本語で歌い会場を沸かせた。
「単独公演で会うのは、2018年の『King Of the Zungle Tour in Tokyo』以来、8年ぶり。長い間待たせちゃったけれど、その間にたくさんの曲が生まれました。今日は期待している曲をたくさん聴いて帰ってもらえるかな。今日は『TOKYO DRIVE』。皆さんと一緒にドライブを楽しみたいと思います。今日は皆さんも僕らと一緒に街を走るCO-DRIVERです。思い切り盛り上がって楽しんでください。今日、雪が降っているのを見ましたが、まるで皆さんが花びらのように僕を迎えてくれているようで、とても幸せな気持ちになりました。何度も出会えない尊い瞬間に立ち合えた。今日はそんな1日になりそう」と言って会場の期待を高めた。
「皆さん、この8年、どうしていましたか?」と問いかけると、「8年間の僕が何をしていたかを知ってほしくて」と車のトランクを開けて幾田りらとの「DUET」、JENNIE(BLACKPINK)との「SPOT!」、4th EP『Grown Ass Kid』、「Any song」などのレコードジャケットを取り出し、曲のエピソードを語ると、1stフルアルバム『THINKING Part.1』を「個人的に大切なアルバム」と言いながらレコードを取り出し、トランクの中に置かれたレコードブレ―ヤ―に載せると、軽やかな収録曲「Actually」を歌った。
大きなモニターに夜の東京を疾走する映像が映し出され、ライトの光と炎に包まれた会場にハードロックにアレンジされたHIP HOPトラック「New Thing」が流れると、東京でのナイトドライブがスタート。ここからバンドとHIP HOPが融合したZICOらしさが溢れる「Freak」、「Eureka」で熱狂を巻き起こす。
汗だくになったZICOは、「夢中で走っていたら、東京の真ん中、渋谷あたりに。僕は中高時代を東京で過ごしたから、渋谷の道は今でも覚えています。大好きな場所です」と思い出を語ると、「夜は短いから、もっと楽しまないと!」とオーディション番組『SHOW ME THE MONEY』のアンセム「Okey Dokey」のコール&レスポンスで会場を煽り、最高の盛り上がりを見せた。
再び車に乗り込みエンジンをかけて走り出すと、途中でその車にひとりの女性が乗り込んできて歌いだしたのは、話題曲「DUET」。ゲストとして登場したのは、幾田りら。2人は車を降りると、軽快なダンスを交えてセンターステージで息のあった掛け合いを見せた。
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