Q:JAEJOONGさんと役作りについて話し合われたことなどがあったら教えてください。
祈禱師の呪術合戦みたいな場面は、JAEJOONGさんに考えてもらったものです。動きが華やかですよね。衣装もああいうふわっとなるものにしたので、そこでの動きを意識してくれたのだと思います。それから、主人公が全てを飲み込んじゃって、いろんな人格を一人でやっているみたいな最後の“あれ”は、どうしてもやりたかった場面です。実はJAEJOONGさんが「普段はこうだけど、家では凄く落ち込んだり、色んな面があって、多重人格みたいなところがある」と自己分析して語っていたインタビュー動画を、脚本を書いたうちの妻が観ていて。それで、妻があのシーンを書いたのですが、そうしたらJAEJOONGさんも「それは面白そうですね」と乗っかってくださったということがありました。
Q:JAEJOONGさん御本人が纏う優雅さのようなものは、トニー・スコット監督の『ハンガー』(83)でデヴィッド・ボウイが演じた、吸血鬼の力によって若さを保ち続ける青年の姿とどこか重なるところがあって・・・もちろん本作はヴァンパイア映画ではないのですが(笑)。
それはもう本当そうですよね!見た目はちょっとヴァンパイアっぽくて。そういう優雅な美しさに妖気のようなものを感じたので、ぴったりだなと思いました。不老不死とまでは言わないけど、なにか「え?この人何歳で、どのぐらい人生を歩んで来ているのだろう?」みたいな妖しい感じがある。まさに『ハンガー』のデヴィッド・ボウイのイメージ。それから、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『デッドゾーン』(83)でクリストファー・ウォーケン演じた超能力者が抱く、自身の能力に対してどこか後ろめたさがあるような感じも当初のイメージにはありました。
国や文化の違いを越えて生まれた本作には、熊切監督がこれまで描き続けてきた人間の内面に潜む葛藤と、ジャンル映画への確かな愛情が息づいている。インタビューを通して浮かび上がる制作の背景を胸に、スクリーンに立ち上がる恐怖と祈りの物語を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
STORY
妹が消えた-。を呼び寄せた、廃神社の“神隠し”。
神戸の山中に佇む廃神社で、日韓文化交流プロジェクトに参加していた大学生たちが忽然と失踪した。その中には、プロジェクトの責任者であるユミ(コン・ソンハ)の妹・ヒジョンも含まれていた。知らせを受けた祈祷師ミョンジン(JAEJOONG)は大学時代の後輩でもあるユミのもとへ韓国から駆けつけ、失踪事件の調査に乗り出す。二人は地元の牧師ハンジュ(コ・ユンジュン)や、大家の佐藤(木野花)の協力を得ながら手がかりを追うが、事態は思わぬ方向へと転がり、やがて真の恐怖と対峙することとなる—。
CREDIT
タイトル:『神社 悪魔のささやき』
監督:熊切和嘉
脚本:浪子想、チェ・ドゥクリョン
出演:JAEJOONG(ジェジュン)、コン・ソンハ、コ・ユンジュン、木野花
2025年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:신사: 악귀의 속삭임/英題:THE SHRINE/96分/R-15/字幕翻訳:福留友子
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配給:クロックワークス 宣伝:スキップ 公式サイト:https://klockworx-asia.com/jinja 公式X:https://x.com/jinja_movie_jp








