【インタビュー】(2)「この恋、通訳できますか?」コ・ユンジョン、 キム・ソンホと台本を交換しながら助言 「『コーヒープリンス1号店』に続くロマンスになってほしい」

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

キム・ソンホとコ・ユンジョン。どんなジャンルよりも男女俳優のケミストリーが重要となるロマンスドラマにおいて、この2人の組み合わせは、終始、穏やかで心地よい空気を放っていた。

23日午後、ソウル市チョンノ(鍾路)区にあるカフェでヘラルド・ミューズの取材に応じたコ・ユンジョンは、キム・ソンホとの呼吸について「阿吽の呼吸という感じ」と語り、確かな手応えをにじませた。

ただ、最初から親しかったわけではないという。コ・ユンジョンは「撮影前の打ち合わせでは“大先輩”という印象が強くて、仲良くなれなかったらどうしようと思っていました」と振り返りつつ、「でも距離を縮めようと、私がミームを一生懸命教えたり、好きな流行語やYouTubeをおすすめしたりして、オッパのギャグコードを自分なりにリハビリさせました」と笑顔で語った。

さらに「オッパがそれを面白がってくれて、共通の関心事もできた気がします。劇中でもホジンとムヒはまったく違う言語を使っていますが、次第にホジンがムヒの言語を使うようになるんです。その過程が、現場の空気ともどこか重なっていました。」とし、「私が好きなものをオッパもだんだん好きになって、流行語も真似するようになって。年齢差はあまり感じなかったですね」と話した。

海外ロケを通じて、さらに親しくなれたとも明かした。「ドラマ撮影に入って5日目で日本を訪れたので、最初はぎこちなかったですが、少しずつ打ち解けました。日本から戻ったあとは、海外で韓国人に会うと反射的に親近感が湧くように、撮影チーム全体の距離も一気に縮まった気がします。」

また、「カナダではセリフ量が多くて、ソンホオッパと日にちを決めて『今17シーンあるから、全部覚えよう』と言って、3時間ほどで10シーン以上のセリフを2人で覚えました」と裏話も披露。イタリアでは、さらに自然に息が合うようになったという。

最近、SNSでの“言い合い”が話題になったエピソードについて聞かれると、「私が“叱られた人”みたいに話していたみたいですが、そんなことはないです」と笑いながら、「同年代のスタイリストチームと仲が良いので、私はミームやトレンドに敏感なんです。オッパにそういうものを教えていたら、撮影から広報まで『自分が主導している』と感じたみたいで。実際、アイデアを出した部分もありました」と説明した。

作品でキム・ソンホが演じるチュ・ホジンは理性的なTタイプ、コ・ユンジョンが演じるチャ・ムヒは感情型のFタイプ。しかし実際の性格はその逆だといい、互いを理解するうえで大きな助けになったという。

コ・ユンジョンは「台本上のホジンは断定的で文語調の硬い人物でしたが、キム・ソンホ先輩が演じると、ずっと優しくて温かくなりました」とし、「話し方や声のトーンからにじみ出る思いやりのおかげで、“温かいT”という印象を受けました」と語った。

また、キャラクターの性格や話し方が理解できず、表現に悩んだ時には、互いに直接台本を読み聞かせながら、少しずつ理解を深めていったという。

「普段Tとして生きている人がTとして話すのと、そうでない人とでは違う気がします。私の立場では、短時間で感情の起伏が大きいFタイプのムヒは難しくて、だからこそキム・ソンホに聞きながら、もう一段階納得できました」とビハインドを明かした。

落ち着いた印象のコ・ユンジョンにとっても、今回の作品は特別に“運命的な瞬間”が多かったという。


「ドラマには四つ葉のクローバーやオーロラなど、ロマンチックなモチーフが多くて、おとぎ話のような感覚がありました」と語り、「数日前、寝る前にふと思ったんです。私は毎年夏になると『コーヒープリンス1号店』を見返すんですが、暑くなると必ず思い出す“人生ドラマ”なんです。そういう意味で、私たちのドラマも『冷たい風が吹く頃に思い出される人生ドラマ』、つまり『寒くなったらふと思い出す作品』になってほしい」と願いを込めた。

さらに「『コーヒープリンス1号店』を見ながら、ユン・ウネ先輩やコン・ユ先輩の顔を自然と思い浮かべるように、誰かの記憶に残る作品の中に自分がいるということが、ふと現実味を帯びなくなった瞬間があって」とし、「私たちの作品も、誰かに語り継がれるような、ほっこりして温かいドラマとして記憶されたらうれしいです」と付け加えた。

「この恋、通訳できますか?」は現在、Netflixで全話配信中。

([インタタビュー(3)]へ続く)

 

WOW!Korea提供

2026.01.24