そんな中、会社の明運がかかったイタリア生地に問題が生じ、テプン商事が倒れる危機に陥った。とにかく明日の生計が急務だった職員たちがひとりふたりと去り、テプンは廃業申告書を握っていた。しかし、すべてが終わったと思ったその夜、テプンはミソンを訪ね、廃業申告の代わりに代表者変更申請を伝えた。そしてミソンの離職を止めて「テプン商事の商社マンになっていただけますか」と提案した。絶望の末に、父親の26年を守ることを選んだテプンの決意であり、ミソンに伝える最も熱い提案だったこのシーンは、どんなプロポーズよりも強いときめきを感じさせた。
こうしてIMFの中で社長と主任になったふたり。職員もお金も売る物もなかったが、全面突破でぶつかり、日々を耐えていた。絶望の末にも希望とロマンを失うことなく、お互いの存在だけでも再び立ち上がる力を得ているふたりは、ソウルの月の下に再びともった希望の光のように、激変の時間の中でも頼り合いながらお互いの生活の中に深く浸透していった。
そんなふたりの関係が、今週さらに深くなる。公開された7話の予告映像でテプンが「俺、オ主任が好きみたいだ」と告白するシーンが盛り込まれ、本格的なロマンスを知らせている。このシーンはふたりの関係の変化を予告するとともに、今週の放送に対する視聴者の期待を一層引き上げている。
これと関連して制作陣は「IMFという時代の中でもお互いに頼り合いながら頑張るテプンとミソンの物語が深い余韻を残すはずだ」として「今週の放送ではふたりのロマンスに本格的に火がつく。ミソンに対するテプンの告白が視聴者をときめかせる予定なので楽しみにしてほしい」と伝えた。
一方、「テプン商事」は毎週土、日夜9時10分から韓国のtvNで放送される。







