※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvN土日ドラマ「テプン商事」が、回を重ねるほどに好評を続けてテプンの目となっている。
「テプン商事」で“健全なアックジョン(狎鴎亭)のならず者”から責任感を持つ社長となったカン・テプン(ジュノ)と経理から商社マンに生まれ変わったオ・ミソン(キム・ミンハ)の成長記と商社マンたちのナマの職業ストーリー、そしてその時代をそっくり召喚してきたあたたかい演出と音楽が調和し、2025年を生きる視聴者も自然に引き込まれて一緒に泣いたり笑ったりと、共感と応援を発している。
#. 全身でぶつかりながら成長するジュノ&キム・ミンハの青春叙事詩
IMF(国際通貨基金)の激しい風はふたりの青年の夢さえかみ砕いた。ダンスと歌、そして花を愛した狎鴎亭の青年テプンは、崩れた時代の中で責任を選んだ。そして「人が花よりも香りが高く、お金よりも価値がある」という父親のカン・ジニョン(ソン・ドンイル)の教えに従い、商社マンとして人と信頼を守る方法を学び始めた。借金に苦しむ仲間のために危険を乗り越え、会社を生かすために夜を徹し、利益より人を先に考える商社マンに生まれ変わっている。現実の波は激しかったが、何度試練が迫っても彼はあきらめる代わりに再び立ち上がり、全身でぶつかり、初めて“私の子供のような”品物を売ってみるという快挙も成し遂げた。
退勤後に塾を転々として大学進学を夢見たミソンも、現実の前で方向を変えた。勉強の代わりに職場に向かって冷徹な判断力と理性的な態度で耐え、“論理利子商社マン”に成長した。英語のピッチングで安全に契約を獲得した姿は、これまでの血のにじむような努力証明したものだった。行動派のテプンと論理派のミソン、ふたりは全く違う性向で衝突するが、結局同じ目標に向かって動き、お互いの不足な部分を補っている。そして失敗し落胆し、また小さな成就に笑いながら日々を頑張るふたりの生存記は、それ自体で熱かった。また、巨大なIMFの波の中でもお互いを信じて進み、落ちて、また落ちても再び立ち上がろうとする青春がどれほど眩しいのかを見せている。
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