「イベノトレポ」「ENHYPEN」、ファンと一緒に2時間を疾走…67万人動員でワールドツアーフィナーレ



和気あいあいとした曲を歌う時はファンのそばに近づいた。トロッコに乗って客席を歩き回り、「Your Eyes Only」、「Orange Flower」を披露した。ファンたちと視線を合わせて手を差し出す人の手をしっかり握り返すなどファンへの愛情を伝えた。
公演がリターンポイントを過ぎたが、「ENHYPEN」は「まだ先は長い」として、ライブパフォーマンス「駆け引き」を始めた。以前より一層余裕にあふれた自由な雰囲気で「Helium」、「ParadoXXX Invasion」を披露したのに続き、再びハードな「Sweet Venom」で幻想的な群舞を見せた。また再び自由奔放にステージを飛び回りながら「Go Big or Go Home」を歌った。
メンバーは公演後半部とは信じられないほど激しく疾走した。「Bite Me」の時は激情的なエネルギーに嵐のような歓声があふれた。「Moonstruck」では、ヒスンの感性的なピアノ演奏も見ることが出来た。公演が終わりに近づくと、ジョンウォンは「時間があっという間だ」と喜びと物足りなさを同時に表した。

公演を終えてNI-KIは「今日が一番面白かった。これまでのすべてのコンサートの中で一番良かった。今日はエンジンのエネルギーがあふれていた。ありがとう」と満足そうだった。続いて「1年以上してきたツアーが最後だというのが信じられない。ソウルでファイナルを迎えるのが重要だ。これから私たちは、また次のアルバムの準備を熱心にする」と話して拍手を受けた。
ヒスンは「最後のコンサートなので、どのように準備すべきかをとても悩んだ。エンジンの方々が良いエネルギーでいっぱいにしてくれて、私が2時間も経ったことも知らずに楽しんだ。ありがとう。エンジンの方々に私の声をお聞かせできることが祝福だ。これからもしょっちゅうお聞かせするために努力する」と約束した。
ジェイクも「これまで96回の公演をしながら毎回違っていたし、新しい感情がわいた。ところが今日は、来てくださった方々と私たちが一緒に作ったという感じがする」と満足感を表しながらファンに対して「誇りを持って私たちを見守っていただきたい」と話した。それとともに「素晴らしいアルバムを準備中」と話してカムバックへの期待を高めた。



ソンフンは「今回のツアーのおかげでスタジアムにもたくさん行ったし、エンジンの方々と思い出がたくさんできた。素敵なアルバムで戻って来る」と話した。
ジョンウォンは「2025年はデビューして最も多く泣いた年だ。Weverseで『ジョンウォン、あなたは強い』というファンレターを見たが、失望させるかと思うと恐ろしい」と告白した。彼は「会社の方も、エンジンの方も私を強い人、いい人とだけ見てくれるので、ある瞬間、それがプレッシャーとして感じられた。今年初めにそんな思いを強く感じた。これを誰にも知られたくなかった。強いふりをしているうちに、ある瞬間から私も強い人になっていた」と話してファンを感動させた。
続いて「『位置が人を作る』という言葉を信じる人だし、良いメンバー、ファン、会社の方々がいるので、私がより良い人になるために努力することができたと思う。素敵な大人に成長していく様子見守ってほしい」として「本当に愛して愛している。ありがとう」と叫んだ。ソヌは涙を見せて「重要な日なので、今日は全てを話したかった」と深い心のうちを打ち明けた。
最後にジェイは「「ENHYPEN」のキャリア上、90回台の公演をしている。少なくはない回数だ。それだけ私たちが過ごした時間が意味があったと思ったりする。これまでエンジンの方々と一緒にしてきた96回の大切な経験が、今の私たちを作ったと思う」とファンに感謝のあいさつをした。

2025.10.26