「会見レポート」ディズニープラス スターで『濁流』独占配信中!“夜の灯りがきれいなので、部屋の電気を消して見てほしい”ロウンがオープンセットで撮影された映像美をアピール!

「偶然見つけたハル」のロウン主演で贈る、ディズニープラス「スター」オリジナルで初の韓国時代劇シリーズとなる『濁流』が独占配信中だ。(全9話/初回3話、以降毎週金曜2話ずつ)

明日より第5話と第6話が配信となるが、9月に韓国・ソウルで制作記者会見が行われ、主要キャスト6人とチュ・チャンミン監督が、ドラマの見どころやキャラクターについて語った様子をレポート!(オフィシャルレポート)

朝鮮のすべての金と物資が集まる“京江(現在の漢江一帯)”を舞台に、混沌とした世の中で夢を追いかける若者たちの運命と青春を描くアクションドラマ。今作が初のシリーズ演出作品となるチュ・チャンミン監督は、「王や貴族階級、両班の姿を描く既存の史劇と違い、下層民の姿、特に京江に生きるワルペ(無法者)を描いている点に強く惹かれました」と本作の演出を担った理由を明かした。

ロウンは、洗練された紳士的イメージから一転、“ならず者”を荒々しくワイルドな姿で熱演し、新境地を切り開いた。「監督と一度お食事をした時、監督が「君の一番大きな武器である“かっこよさ”を奪いたい」とおっしゃったんです。その言葉を聞いて、心が躍りました。「濁流」で変身する時間もとても楽しかったですし、普段とは違う姿を見せることが出来たことで、僕さえ頑張れば、これからも長く演技を続けられるという確信を得ました」とコメント。演じたシユルについては「“過去を隠して生きるキャラクター”という事前説明がありますが、僕は「名前も呼ばれず、帰る居場所もない孤独な狼のような人物」だと思って演じました」と説明した。

元々7月に入隊予定だったロウンだが、入隊が10月に延期されたことで、本作のPR活動への参加が可能に。釜山映画祭のプレミア上映にも立ち会うことが出来た。「これは祝福だと思いました。釜山映画祭にも行けず、映像や資料でその様子を観ることになっていたら、本当に心が痛かったと思います。本作をPRするところまでが僕に与えられた責任だと考えていたので、PRが出来てとてもうれしいです」と語ると、「元気に行って帰ってきます。パク・ジファン先輩が“(軍隊の中で)心の糧を蓄えなさい”“軍隊に本をたくさん送ってあげるよ”とおっしゃっていたので、楽しみに待とうと思います」と笑った。

清廉な官吏を志すチョン・チョン役には、これが時代劇初挑戦となるパク・ソハム。最初の挨拶では少し緊張気味だったソハムだが、キャラクター紹介では「チョンは剛直でまっすぐな人物。生きやすい世の中を夢見て、不正腐敗に立ち向かいます」とチョンに負けず劣らず剛直な姿で話すと、役作りのため剣術や国弓、乗馬を習得したことを明かし、念入りな役作りをアピールした。
シン・イェウンは、朝鮮一の商人を夢見るチュ・ウン役。「ウンは、愛情をたっぷり受けて育った朝鮮チェ氏商団の末っ子。誰よりも聡明で賢明で、どんな状況にも屈せず堂々と立ち向かいます」と説明すると、演技のため珠算を習ったと明かした。

ムドク役のパク・ジファンは「ムドクはかつて麻浦界隈を牛耳る実力者だったが、今は平凡なワルペ(無法者)になり下がった人物。シユルと出会い、彼の秘密を知ったことから、再起を図ります」とキャラクターを表現。「混濁とするほど輝く主人公3人の青春と切ないストーリーを、監督が時代に合わせ、よく作り出したと思います」と作品を評価した。ワルペ(無法者)たちを管理するイ・ドルゲ役のチェ・ギファは、「日ごろから監督と仕事がしたいという気持ちがありました。今回、多くのことを学びました。「こんな税金があったの?」「こんな税金を払いながら、どうやってこの人たちはこの苦しい人生を生きぬいたのだろう」と台本を興味深く読みました。そんなところにも注目していただくと、より楽しく観られると思います」と鑑賞ポイントを説明した。巷には、チェ・ギファが韓服を着るとヒットするというジンクスがあるそうだ。それをMCから伝えられると「本当ですか?では今作は、本当に超ヒットしますね」とニコリ。余裕満々の姿がダンディだった。

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2025.10.02