ビョン・ウソクを過剰警護した警護員と警備会社に100万ウォンの罰金刑

昨年、仁川国際空港で俳優のビョン・ウソクを過剰警護し物議を醸し出した警護員と警護業者が罰金刑を宣告された。また裁判部はビョン・ウソクも叱責した。

仁川支法刑事6単独シン・フンホ判事は、警備業法違反の疑いで裁判に引き渡された警護員A氏と警備会社B社にそれぞれ罰金100万ウォン(約10万円)を宣告したと2日、明らかにした。

彼らは昨年7月12日、仁川国際空港でビョン・ウソクを警護する過程で他の乗客に威力を誇示するなど警護業務の範囲外の行為をした疑いで起訴された。警備業法15条は、警備員が職務遂行中、他人に威力を誇示したり物理的な力を行使するなど、警備業務の範囲外の行為をしてはならないと定めている。


当時、ビョン・ウソクが出国のために仁川空港を利用する過程で多くのファンが集まった。この過程で警護員が他の乗客にフラッシュを当てたり航空券を検査したり、空港ラウンジを利用できないよう妨げたりして論議となった。

シン判事は「光を照らす行為は物理力行動に該当し、警備業務の範囲に入らない」とし、「携帯電話の撮影を理由に特別危険と見られない人に対して光を照らし視覚器官を刺激した」と指摘した。ただ、「被告人は当事件以前はこのような行為をしておらず、また今後もこのような行為をしないと誓っている」と説明した。


シン判事は、ビョン・ウソクに対し叱責するような発言もした。判事は「警護対象者(ビョン・ウソク)は自身を追いかけてくる人を避け静かに空港を利用せず、公開しながら日程を消化した」とし、「(当時の行為が)警護対象者の撮影を防ごうとするのが目的だったとしたら、日程を公開せず帽子やマスクなどで顔を隠し、人がいない場所に移動すればいい」と指摘した。続いて「(警護対象者は)当時はむしろ日程を露出し、ファンミーティングのようにファンが集まっている場所を通じて移動した」と続けた。

2025.10.02