ジニョン(元「B1A4」)、シングルダディー役に初挑戦…「父性愛の表現に悩んだ」


今月29日に初公開されるGENIE TVオリジナル「優しい女ブ・セミ」(ブ・セミ)は、人生のリセットまでカウントダウン3カ月、一発夢見て期限付きで財閥の会長と契約結婚を敢行した貧困層の女性警護員が莫大な遺産を狙う者たちを避け、3か月間身分を変えて生き残らなければならない犯罪ロマンスドラマ。

ジニョンは劇中、ムチャン村でイチゴの生産をしながら一人で息子を育てるシングルダディー、チョン・ドンミン役を務める。ジニョンはデビュー後初めて父親役に挑戦する。

「台本を見たとたんとてもやりたかった」として「優しい女ブ・セミ」の第一印象を回想したジニョンは、「スケジュールで海外に出ていたが、監督とのミーティングが突然決まった。その日にお会いしなければならないと思い、韓国に来てすぐ監督に会いに行き、それでさらに欲が出た。脚本家の方の映画もずっと繰り返し見るほど好きで、逃したくなかった」とビハインドストーリーを伝えた。

また「ドンミンを初めて見たとき、本当に言うまでもなくとても好きだった。警戒心を持っているが、実は情もあって、ギャップのある性格の人物」として深い愛情を示した。

特に「7歳の息子とイチゴを誰よりも心込めて世話し、愛してあげる親バカでありイチゴバカのようなドンミンの純粋な姿が本当に魅力的」だと伝えた。


ジニョンの心を一気に虜にしたチョン・ドンミン役は、過去の傷により人に対する警戒心が強いが、幼稚園に新しく赴任したブ・セミ先生に会い、少しずつ変わっていく人物。このようなチョン・ドンミンの感情変化を表現するために、ジニョンは「ドンミンが持っている勇気を見せることに焦点を合わせた」と明かした。

続けて「ドンミンの感情が変化するのは新しいことに対する警戒心を持っていたドンミンがブ・セミに会い、閉ざされた心を壊していく過程だという気がした」として、「父性愛という感情を経験したことはないが、息子を守り、大切なものを失わないために勇気を出す姿をお見せしようとした」として準備過程を思い出した。

このように自身のものを守ろうと勇気を出したチョン・ドンミンという人物について、ジニョンは「強い男」という修飾語を付けた。ドンミンは黙々と自身の仕事をしながら、息子を一人で育てる根性のあるキャラクターだ。

最後にジニョンは「優しい女ブ・セミ」の見どころとして、「父ドンミンと息子の幻想的な父子ケミストリー」を挙げた。「息子と友だちのように過ごす、何よりも無害で純粋な父子の姿がどうのように出るのか集中して見てもらえたらより一層楽しめると思う」と付け加えた。

「ブ・セミ」は今月29日午後10時より韓国で初放送される。

 

WOW!Korea提供

2025.09.19