「Stray Kids」、ビルボード200で史上初の快挙…7作連続1位の大記録樹立

「chill」に染めたスキズの独創的な音楽スタイル

史上最大のワールドツアーを盛況のうちに終えて凱旋した「Stray Kids」は、約2年ぶりに新しいアルバムを発表し、何よりも「音楽的なスタイル」を強調した。デビューからこれまでに発表したすべてのアルバムを自ら手掛けてきた、グループ内のプロデュースチームとして、さらに多様な音楽性を世界中に知らせたかったという。新しいジャンルに触れると挑戦したくなり、大切に温めてきたジャンルを試してみようとメンバー同士で話し合いながら、音楽のパレットに新鮮さを加えようとしたのだ。新曲「CEREMONY」も、こうした過程を経て生まれた結果だ。こうして「Stray Kids」がタイトル曲として初めて披露する強烈なトラップEDMが、世に送り出された。

「全員が心を一つにして全力を尽くしていると感じた時、言葉にできないほど心が高ぶった」「8人のメンバー全員が音楽、ステージ、そして『Stray Kids』というチームそのものに夢中だ」と語った彼らが、溶鉱炉のように熱く燃え上がる情熱とエネルギーで書き下ろした音楽は、クールを通り越して「chill」な余裕と自信が感じられる。ひたむきな努力が今日の「Stray Kids」という成功に結びついたことを称える、盛大な自祝ソング「CEREMONY」は、ある境地に達した「Stray Kids」が見下ろす、素敵なパラダイスのようだ。「chill」を感じさせる「Stray Kids」の独創的な音楽スタイルが、再び世界中の「K-POP」ファンの心をつかんだ。


ビルボード200「70年の歴史」で初の「7作連続1位」という金字塔

「Stray Kids」は、アルバム「KARMA」とタイトル曲「CEREMONY」で、早くから米国の音楽チャートで好成績を収め、ビルボードの新しい記録への期待を高めていた。「CEREMONY」が「Spotify」のデイリートップソング米国チャートで自己最高順位となる49位に初ランクイン。8月22日から24日集計基準で、「KARMA」は「Spotify」のトップアルバムデビュー米国で5位、「CEREMONY」はトップソングデビュー米国で2位に名を連ねるなど、記録が相次いだ。

その結果、彼らは米国での初週販売量で自己最高記録を塗り替え、9月6日付の「ビルボード200」で通算7度目のトップに上り詰めた。1956年3月に始まった「ビルボード200」の70年の歴史で、同チャートに1位でランクインして以来、7つの作品を連続で1位に直行させたアーティストは「Stray Kids」が初めてだ。「K-POP」アーティスト最多「ビルボード200」1位の記録であり、ことし同チャートで1位を獲得した唯一の「K-POP」アーティストでもある。さらに、「Hot 100」52位、「アーティスト100」1位、「トップストリーミングアルバム」では「K-POP」グループとして初ランクインを含む、ビルボード最新チャートの全16部門に名を連ね、黄金の金字塔の主役となった。

新しいアルバム「KARMA」は、選択と行動で運命を切り開けるという、自分たちに向けた確固たる信念についての物語だ。音楽というたった一つの選択肢を、ためらうことなく選んできた「Stray Kids」が、デビュー7周年を迎えた2025年に価値ある成果を結んだ。新芽だった8人のメンバーは、根深い一本の木へと成長した。絶え間ない努力と信念が実を結び、今日の輝かしい成功へとつながったのだ。

 

WOW!Korea提供

2025.09.06