「イベントレポ」東方神起 、aespa から RIIZE などSM ENTERTAINMENT創立30周年の記念ライブ&日本開催15年目 「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」 所属アーティスト全16組65名が出演し、2日間通算で約95,000人が熱狂!(オフィシャル)

(C)田中聖太郎写真事務所

SM ENTERTAINMENTが主催するライブ『SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO』が8月9日(土)、10日(日)に東京ドームで開催され、所属アーティスト16組65名が出演。

2日間で95,000人の観客を集めた。

『SMTOWN LIVE』の日本開催は15年目。

通算36公演のうち23回を東京ドームで行っているビックイベントだ。

今回は、KANGTA / 東⽅神起 / SUPER JUNIOR / ZHOUMI (SUPER JUNIOR-M) / HYOYEON (少⼥時代) / KEY & MINHO (SHINee) / SUHO & CHANYEOL & KAI (EXO) / Red Velvet (IRENE & SEULGI & JOY) / NCT 127 / NCT DREAM / WayV / aespa / RIIZE / NCT WISH / Hearts2Hearts / XngHan&Xoulの計16組65人が出演し、各日約4時間半、計51曲を披露した。

また、初日9日の終演タイミングで、来年1月31日(土)、2月1日(日)に、みずほPayPayドーム福岡での『SMTOWN LIVE 2025-26 in FUKUOKA』開催がサプライズ発表された。

東方神起:(C)田中聖太郎写真事務所

今年はSM ENTERTAINMENT設立30周年の記念の年であり、オープニングから東方神起が登場。

アーティストとしての躍進を印象付けた初期のヒット曲「Rising Sun」を披露すると、デビュープロジェクトチームSMTR25によるSHINeeの「Lucifer」、EXOの「Growl」のカバーがそれに続いたが、今回は自身の曲やグループの垣根を超えたレアなコラボに加え、全編にわたりK-POPの歴史ともいえるSM ENTERTAINMENT 30年のヒット曲たちが、さまざまなアーティストたちにより披露された。

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SEULGI x SUNGCHAN:(C)田中聖太郎写真事務所

カバーもさまざま。

新人ガールズグループHearts2Heartsがカバーした「Gee」(原曲:少女時代)と、EXOの「闘志,Git It Up!」(原曲:H.O.T.)は原曲に忠実に。

EXOは衣装まで当時をオマージュした。

Red Velvetの「Run Devil Run」(原曲:少女時代)はジャズアレンジで大人っぽく変貌を遂げ、東方神起は「Psycho」(原曲:Red Velvet)の繊細な歌とダンスでアーティストとしての新たな側面を表現した

『SMTOWN LIVE』ならではのグループの垣根を超えたコラボもたっぷり。

K-POP第1世代を代表するH.O.Tの「Full of Happiness」は、オリジナルメンバーKANGTAが、WayVのXIAOJUN、HENDRY、RIIZEのWONBIN、ANTON、NCT WISHのSION、YUSHIら第4、第5世代の若手とコラボ。ほかにも、SEULGI(Red Velvet) x SUNGCHAN(RIIZE)が「Bad Boy, Sad Girl」でデュエットを披露。

CHANGMIN × KYUHYUN × SHOTARO:(C)田中聖太郎写真事務所

HYOYEON_YANGYANG:(C)田中聖太郎写真事務所

KANGTA × MALE GROUP:(C)田中聖太郎写真事務所

HYOYEON × YANGYANG(WayV) ×GISELLE(aespa)によるゴージャスな「DESSERT」に加え、昨年「IDOL」(原曲:YOASOBI)で東京ドームを揺らしたCHANGMIN(東方神起) × KYUHYUN(SUPER JUNIOR) × SHOTARO(RIIZE)が再び降臨。

今年SNSで大バズリした「愛♡スクリ〜ム! (AI SCREAM!)」(原曲:AiScReam)の「何が好き?」のかわいいコールで、今年も東京ドームを大いにザワつかせた。

XngHan&Xoul:(C)田中聖太郎写真事務所

今回は、新人のガールズグループHearts2HeartsとスンハンによるアーティストブランドXngHan&Xoulが初参加。

Herts2Hearts:(C)田中聖太郎写真事務所

全員が10代のHearts2Heartsのリーダー ジウは「練習生時代にaespa先輩の東京ドーム公演を見て、必ずこのステージに立つことを誓いました」と言い、夢の舞台でデビュー曲「The Chase」などを披露。

7月31日にデビューしたばかりのXngHan&Xoulは、これが日本初ステージに。

スンハンは「先輩たちと同じステージに立つことができて本当に嬉しい。すごいわくわくです。10月に日本で初SHOWCASEを行います!」と日本語でアピールした。

NCT WISH:(C)田中聖太郎写真事務所

デビューステージを昨年の「SMTOWN LIVE」で飾ったNCT WISHは、初日には王子様のような白の衣装で登場。

デビュー曲「WISH (Japanese Ver.)」などでかわいらしさと爽やさでドームを包み込むと、11月から始まるホールツアーの追加公演を2026年1月に兵庫・神戸ワールド記念ホール、東京・代々木第一体育館のアリーナ会場で開催することを発表し、ファンを沸かせた。またこの場で、8月12日リリースの新曲「Surf」の予告映像も公開された。

RIIZE:(C)田中聖太郎写真事務所

日本アリーナツアー中だけにキレ味鋭いパフォーマンスで魅せたRIIZEは、キャッチ―な「Boom Boom Bass」、「バッグを背負う動作が特徴」とショウタロウが言う「Bag Bad Back」や「Fly Up」など最新アルバムの楽曲を中心に披露し、「9月の代々木(第一体育館公演)まで頑張ります! 僕たちもいつか、東京ドームで!」と息まいた。

aespa:(C)田中聖太郎写真事務所

aespaは新曲「Dirty Work」や、「Whiplash」のスーパージゼルタイムで会場を沸かせると、「Supernova」では全グループのファンがコールを大合唱する大きな声がドームを揺らした。

またトークでは、ジゼルが「9月5日に韓国でカムバックをしまーーす! 皆さんのためにスポ(ネタバレ)しますね」と2日間違う振付を披露し、「思っている以上に大きなヒントです」と新曲「Rich Man」への期待を高め、秋に行う日本でのアリーナツアーにも言及した。

(2ページに続く)

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2025.08.11