「イベントレポ」東方神起 、aespa から RIIZE などSM ENTERTAINMENT創立30周年の記念ライブ&日本開催15年目 「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」 所属アーティスト全16組65名が出演し、2日間通算で約95,000人が熱狂!(オフィシャル)

WayV:(C)田中聖太郎写真事務所

WayVは、笑顔で「Give Me That (Korean Ver.)」を歌うと、クンが「かわいいWayVとセクシーなWayV、どっちが好き?」と会場に問いかけセクシーな「Love Talk」を歌い、最新曲「BIG BANDS (Korean Ver.)」など3曲をパフォーマンス。

8月8日が誕生日だったシャオジュンは、初日9日に「日本で誕生日を迎えられて新鮮で幸せでした」とファンに伝えた。

NCT DREAM:(C)田中聖太郎写真事務所

NCT DREAMは最新アルバムのダブルタイトル曲「BTTF」、「CHILLER」、そしてロンジュンとへチャンのアドリブパートが映える爽やかさあふれる日本2ndシングル「Moonlight」などを披露。2日目はトークでもパフォーマンスでも自由さがあふれ出し、メンバーたちがふざけあいながらリラックスした楽しいステージを見せた。

NCT 127:(C)田中聖太郎写真事務所

そして5月にワールドツアーの最終公演として東京ドーム2Daysを行ったNCT 127は、圧倒的な大声援の中「Walk」でのバンダナを使ったパフォーマンスで会場を魅了。

バチバチにカッコいいパフォーマンスの後は、自己紹介でギャグを盛り込んで笑わせ、ドヨンが「9月のへチャンさんのソロ、10月にYUTAさんの新しいアルバムが出ます。スポしてください!」とへチャンに新作のネタバレを促すと、へチャンが投げキスの仕草を見せ、メンバーたちも「初めて見た!」と驚きの表情に。秋にはYUTAとドヨンのソロコンサートも行われるという。さらに「Fact Check」と「2 Baddies」で会場と一体を作り上げた。

MARK × HAECHAN:(C)田中聖太郎写真事務所

また、NCT 127とNCT DREAMを兼任するMARK × HAECHANは、マークのソロアルバム収録曲「+82 Pressinʼ」で双子感を醸し出すパフォーマンスで魅了した。

Red Velvetは、アイリーン、スルギ、ジョイの3人で登場。

コラボやカバーのほか、名曲「Bad Boy」、夏の代名詞「Red Flavor」などを披露。アイリンとスルギは、「9月に2人で東京ガーデンシアターでコンサートをします!」と知らせると、8月18日に初ソロアルバムをリリースするジョイは、「私の愛をたっぷり込めたアルバムなので聞いてください」と自信をのぞかせた。

KANGTA × MALE GROUP:(C)田中聖太郎写真事務所

SHINeeからは、ミンホとキーがそれぞれのソロ曲を披露。

キーは8月11日リリースの新曲「HUNTER」を先行初パフォーマンスした。

インパクトのある赤髪で登場したキーは、「昨日、自分の家で染めました。SHINeeの初東京ドーム前日も、寮で自分で赤に染めたんです」という思い出話も。

「30周年のSMおめでとー!」とトークでも会場を盛り上げ、「僕もSHINeeもまたここ(東京ドーム)で挨拶できるように頑張ります!」とキーがファンに伝えた。

EXO:(C)田中聖太郎写真事務所

EXOも、スホ、チャンヨル、カイがそれぞれのソロ曲を披露した。

バンドと共に登場したスホが「1 to 3」を歌うと、そのバンドをチャンヨルが引継ぎ、チャンヨル自身が日本語で作詞を手掛けたエモーショナルな「考えてみたら」をギターを弾きながら熱唱。

カイは2人とはカラーの異なる「Wait On Me」のしなやかなダンスと歌でファンを魅了した。

トークではリーダーのスホが「(メンバー)セフンの除隊まで1ヶ月。もう少しだけ待っていてください。準備しています。EXOが戻ってきます!」と明言してファンを喜ばせた。

HYO:(C)田中聖太郎写真事務所

HYOはポップなダンスチューン「Retro Romance」で会場を明るいムードで包み込むと、「お久しぶりです。30周年という記念の年に皆さんに会えてとても嬉しいです。いつも変わらずに待っていてくれるみなさんのおかげで、ステージができます。今はDJやソロ活動をしていますが、これからもさまざまな姿とステージお見せします。期待してください」と感謝を伝えた。

SUPER JUNIOR:(C)田中聖太郎写真事務所

ひと際大きな歓声を集めたのは、今年デビュー20周年を迎えるSUPER JUNIOR。K-POPの歴史的名曲「Sorry, Sorry」の後半に、ヒチョルが登場すると、驚きと喜びの歓声が上る。

ヒチョルはその大歓声に応えるように曲終わりに「SUPER JUNIORーーー!」と絶叫。

そしてヒチョルもダンスに加わった「Black Suit」や20周年のための活動曲「Express Mode」で大人のアーティストとしてのカッコよさを印象付けたかと思うと、「SUPER JUNIOR 20歳、SM 30歳、(メンバー)シンドン40歳」と爆笑の掴みで始まったトークでは大カオスに陥る通常運転ぶりで、パフォーマンスとのギャップを見せつけた。

SUPER JUNIOR-M:(C)田中聖太郎写真事務所

SUPER JUNIOR-Mのバラード曲「至少還有Ni (Korean Ver.)」でしっとりとした歌声も聴かせた。

KANGTA:(C)田中聖太郎写真事務所

SMの長男ともいえるKANGTAは、ソロ曲「My Life」のほか、前述の若手とのコラボでH.O.Tの懐かしの楽曲を披露し、「SMは30周年、これからが新しい始まり。とれからも良い音楽を通してカテゴリーを拡げて、素敵な音楽とパフォーマンスをお届けすることを約束します」と未来を見据えた。

東方神起:(C)田中聖太郎写真事務所

グループ最年長となる東方神起は、オープニングに「Rising Sun」、本編の最後に「呪文-MIROTIC」と、彼らにとっての韓国での大ブレイク、そしてアジア進出に繋がったターニングポイントであり、“SMらしさ”を代表する名曲を披露した。その東方神起も日本でデビュー20周年。「11月から日本FCイベントを行い、個人活動もあります。僕は1stアルバムを出す予定」というユンホにチャンミンは、「僕は日本でソロのホールツアーを行います」と活発な活動を知らせた。

東方神起の選曲や、終盤でのSMTR25の20⼈による「SM 30th Tribute Performance」が象徴するように、今回の「SMTOWN LIVE」はSM ENTERTAINMENT 30年の歴史を振り返る構成だった。

HYOYEON_YANGYANG

HYOYEON_YANGYANG

第1世代のKANGTA(H.O.T)から新人の第5世代までが現役で、同じ会場に一堂に会してライブができるのはSM ENTERTAINMENTならでは。SMの歴史=K-POPの歴史と言っても過言ではない。

そんな30年のヒットを振り返ることができるライブを見せてくれた。

残念なのは、今年デビュー25周年を迎えたBoAがケガで参加できなかったことだが、9日の開演前には、SMアーティストの日本進出の礎となったBoAの日本オリジナル新曲「Good for U」のMVが限定公開された。

 

取材・文/坂本ゆかり

写真:「田中聖太郎写真事務所」

<セットリスト>
東方神起 / Rising Sun
SMTR25 / Lucifer
SMTR25 / Growl
Hearts2Hearts / The Chase
Hearts2Hearts / Gee
NCT WISH / WISH (Japanese Ver.)
NCT WISH / Steady
RIIZE / Boom Boom Bass
RIIZE / Bag Bad Back
aespa / Whiplash
aespa / Dirty Work
XngHan&Xoul / Heavenly Blue + Waste No Time
SEULGI x SUNGCHAN / Bad Boy, Sad Girl
SUPER JUNIOR-M / ⾄少還有Ni (Korean Ver.)
KANGTA / My Life
MINHO (SHINee) / CALL BACK
KEY (SHINee) / Gasoline
HYO / Retro Romance
NCT DREAM / CHILLER
NCT DREAM / Moonlight
WayV / Give Me That (Korean Ver.)
WayV / Love Talk
NCT 127 / Walk
NCT 127 / Fact Check
SUHO (EXO) / 1 to 3
CHANYEOL (EXO) / 考えてみたら
KAI (EXO) / Wait On Me
HYOYEON × YANGYANG × GISELLE / DESSERT
MARK × HAECHAN / +82 Pressinʼ
CHANGMIN × KYUHYUN × SHOTARO / 愛♡スクリ〜ム!
KANGTA × MALE GROUP (XIAOJUN, HENDRY, WONBIN, ANTON, SION, YUSHI) / Full of happiness
KEY (SHINee) / HUNTER
MINHO (SHINee) / Something About U
Red Velvet / Bad Boy
Red Velvet / Run Devil Run
EXO / 鬪志, Git It Up!
SUPER JUNIOR / Sorry, Sorry
SUPER JUNIOR / Black Suit
東方神起 / Psycho
SMTR25 / SM 30th Tribute Performance
Hearts2Hearts / STYLE
NCT WISH / poppop (Japanese Ver.)
RIIZE / Fly Up
aespa / Supernova
NCT DREAM / BTTF
WayV / BIG BANDS (Korean Ver.)
Red Velvet / Red Flavor
NCT 127 / 2 Baddies
SUPER JUNIOR / Express Mode
東方神起 / 呪文-MIROTIC
SMTOWN / Hope from KWANGYA

<公演概要>
SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO

【日程・会場】
2025年8月9日(土) 東京ドーム 15:00開場 / 17:00開演
2025年8月10日(日) 東京ドーム 13:00開場 / 15:00開演

【出演アーティスト】
KANGTA / 東⽅神起 / SUPER JUNIOR / ZHOUMI (SUPER JUNIOR-M) / HYOYEON (少⼥時代) / KEY & MINHO (SHINee) / SUHO & CHANYEOL & KAI (EXO) / Red Velvet (IRENE & SEULGI & JOY) / NCT 127 / NCT DREAM / WayV / aespa / RIIZE / NCT WISH  / Hearts2Hearts / XngHan&Xoul / SMTR25

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2025.08.11