チョン・ソンイルは、ドラマ局からトリガーチームに異動してきた“コネ入社の中年新入りプロデューサー”ハン・ド役で新たな一面を見せる。社会性に乏しく、人よりも動物が好きなハン・ドが、調査報道プロデューサーの気質を発揮しながら成長していく姿は注目だ。「キム・ヘスさんは素晴らしい女優さんで、隣で演技ができるというだけで胸が熱くなりました。本当に優しい方で、いつも気さくに接してくださりました。最初から最後まで最高のパートナーでした」とキム・ヘスとの初共演の感想を述べると、キム・ヘスも「ソンイルさんにはダンディでクールなイメージがありましたが、漫画から出てきたような少年っぽさとユーモアを持つ方でした。その魅力がハン・ド役に投影されていると思います。演技に対するアイディアも豊富で、演技の幅も広い。
ソンイルさんのおかげで、本当に楽しく演技が出来ました。私はアドリブが苦手であまりやらないタイプなのですが、ここにいる二人は台本を深くまで理解して、シーンにぴったりのアドリブをするんです。例えば、1話でハン・ドが子連れの母親を見て言った「分別がないな、踏ん張りな」と韻を踏んだセリフは全くのアドリブ。セリフからハン・ドのキャラクターが伺えるような素晴らしいアドリブだと思いました」とほめあげた。
チュ・ジョンヒョクが演じたのは、トリガーチームに所属して3年目のアシスタントプロデューサー カン・ギホ。「ギホは「トリガー」の一員であることに誇りを持って仕事に挑んでいる人物で、オ・ソリョンチーム長を全面的に信頼しています。後から合流してきたハン・ドにライバル心を燃やしていますが、ハン・ドのカッコよさは認めていて、内心、似ることができたら、という気持ちを持っている。演じるソンイル先輩もあまりにもステキだったので、監督に「ハン・ドのようなヘアスタイルにしてはダメか」と尋ねたこともありました」と笑った。
ユ監督はこのキャラクターを見た時、真っ先にチュ・ジョンヒョクの顔が浮かんだという。そのキャスティングエピソードがMCから披露されると、「最初その話を聞いたとき“ありえない。社交辞令だ”と思いました(笑)」と謙虚なコメント。現場では“末っ子”としてムードメーカー的な役割を担いたいと思っていたそうで「撮影の前夜には“明日はどんなエピソードで皆さんを笑わそうか”と考えたりしました」と明かし、キム・ヘスらを驚かせた。
そんなチュ・ジョンヒョクについて、ユ監督は「喜怒哀楽を感じさせる俳優」と評価。キム・ヘスも「ジョンヒョクさんは声が素敵です。素顔はピュアで子供のようですが、大人っぽい部分もあり、リアリティのある演技ができる。彼の演技の実力は、私が保証します」とべた褒め。監督とベテランの言葉に恐縮するチュ・ジョンソク姿がかわいかった。
最後は、「近ごろ、食事をしながら楽しめるコンテンツを“ご飯のお供”と言うそうです。本作が2025年初めの“ご飯のお供”になったらうれしいです」(チュ・ジョンソク)、「とても楽しく撮影をしました。皆さんを十分満足させられる作品に仕上がっている自信がありますので、期待してください」(チョン・ソンイル)と視聴者にメッセージを送り、1時間の会見の幕を閉じた。
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『トリガー ニュースの裏側』
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