伊藤博文役にリリー・フランキーを思い浮かべた理由については「伊藤博文役は最初からキャラクターに特有のオーラが存在することを願った。 ところがリリー・フランキー俳優のオーラがとても良く、ボイスもとても良かった」として「一緒に過ごしてみると韓国のアンドン(安東)焼酎が好きだった。 映画のストーリーや役割に対する負担に関しても、むしろ『韓国の歴史』だと十分に理解してくださった」と感謝の気持ちを表現した。
また「最初からその役割は日本の俳優がしなければならないと思った。 伊藤博文が韓国人にもあまりにもよく知られた歴史的人物なので、韓国俳優をキャスティングするのがとても負担だった」と付け加えた。
アン・ジュングンとして熱演を繰り広げた俳優ヒョンビンも、リリー・フランキーに対する感謝の気持ちを伝えたりもした。 ヒョンビンは「ハルビン」のインタビュー当時、リリー・フランキーとの共演について「初めて現場でお会いした時、ひとまず『ありがとう』という話をした記憶がある。 本当に簡単な決定ではなかったはずなのに、この作品を一緒にしてくれたこと自体がとても感謝だった」と打ち明けた。
続けて「以後、撮影が終わった後、リリー・フランキー俳優が演技した結果物を見ながらもう一度とても感謝し、本当にすごい俳優であることをもう一度知ることになった。 同じ空間の中で演技することやその空間を合わせる力がすごかった方」と再度感謝と賛辞を表現した。
リリー・フランキーは「ハルビン」の公開に先立ち行われた韓国内マスコミ試写会の舞台あいさつにもサプライズ登場し喜びをかもし出しもした。
ヒョンビンはこれに対しても「リリー・フランキー俳優と一緒に舞台あいさつをしながらも僕がその話をした。 もし日本でこの映画が公開されたら『その時は逆に僕が日本まで行って舞台あいさつができる機会が与えられたらと思う。 その機会があれば日本で一緒に舞台あいさつをしてみたい』と話した」と回想した。
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