俳優チュウォンが映画「消防士」の感想を伝えた。
チュウォンは「消防士」で9年ぶりに映画に復帰した。「消防士」のメディア配給試写会で泣いて目が充血したまま記者懇談会に出席した。
最近ソウル市チョンノ(鍾路)区のあるカフェで行われたインタビューでチュウォンは、「消防士」の序盤部から涙が出たと打ち明けた。
この日チュウォンは「試写会で初めて見た。どのように編集したのかと思ったが、監督が技巧を使わなかった」として「ある人たちはあまりにも技巧を使わなかったと言うかもしれないが、この映画には(技巧がないのが)本当に似合っている。個人的にその点が気に入った」と明らかにした。
続いて「内容を知っているので後半がとても悲しいだろうと思っていたが、完全に序盤から爆発した」として「親しい兄さんの母親が火災現場に弁当を作って来たときに危機に陥った。その時からこみあげてくるものがあった」と付け加えた。
またチュウォンは「序盤の痛みが映画の最後まで維持されて驚いた」として「記者懇談会があったので、ぐっと我慢しながら見たが、(イ)ユヨンがティッシュをくれて、私も局ティッシュをもらって拭いた」と回想して笑わせた。
一方、チュウォンの新作「消防士」は、2001年のホンジェドン(弘済洞)火災事故当時、劣悪な環境の中でも火災鎮圧と全員救助というただひとつの目標で投入された消防士たちの状況を描いた話で、現在韓国で絶賛上映中だ。