韓国ガールズグループ「NewJeans」と、HYBE傘下レーベルで所属事務所ADOR間との専属契約紛争が結局、法に判断を委ねることになった。
ADORは今月3日、「NewJeans」との専属契約が有効に存続するという点を、法的に確認してもらおうと、ソウル中央地方裁判所に専属契約有効確認の訴訟を提起したと、5日(本日)明らかにした。
「NewJeans」のMINJI、HAERIN、HANNI、DANIELLE、HYEINの5人のメンバーは、先月29日付でADORとの専属契約を解除するという内容の記者会見をおこなった。専属契約上の義務を違反したのはADORで、是正要求期間内にもこれを改めなかったので、契約は解除されるというのだ。別途の専属契約効力停止の仮処分申請はおこなわず、違約金を賠償する義務もないというのが彼女たちの立場だった。彼女たちは、「専属契約の維持は私たちに深刻な精神的苦痛だけを与えるものだ」と明かした。
ただ残っているスケジュールは予定通り消化している中、芸能界は激しい波紋を呼んだ。今月3日、韓国マネジメント連合は、「NewJeans」に対して、既存の立場を撤回してADORとの対話に応じなさいと促したりした。連合は、「紛争が激化され、韓国の大衆文化芸術産業に悪影響をおよぼしている」とし、「誰でも宣言だけで契約の解除がおこなわれるのだとしたら、どう専属契約の効力を担保することができて、このような不確実な契約を土台に、誰が投資することができるだろうか」と強調した。
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