11月の注目作はJAIHOが日本初&独占!『A Traveler's Needs(英題)』が第74回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞したことでも話題、現代韓国映画界屈指の映画作家ホン・サンス監督の長編6作目にも関わらず、未だ未ソフト化だった2作品『映画館の恋』(05/韓国)と、『リスト』(11/韓国)が待望の配信スタート。本配信を記念して、それぞれ作品の日本版ポスターを解禁しました。
11月15日(金)から配信がスタートする『映画館の恋』(05、韓国)は、『A Traveler's Needs(英題)』が第74回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞したことでも話題の、現代韓国映画界屈指の映画作家ホン・サンス監督が、2005年に発表した長編第6作目。<映画の中の映画>、そして<その映画を観終わった人たち>という二段階の視点で構成、映画の世界と現実の世界が交差する不思議なラブロマンスであり、主演は『殺人の追憶』のキム・サンギョンと『呪呪呪/死者をあやつるもの』(2021)のオム・ジウォンが務め、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品!2005年「カイエ・デュ・シネマ」誌ベストテン第8位にも選出、日本では未だソフト化されていなかった名作が、今回がファン待望の初配信となります。
11月22日(金)から配信がスタートする『リスト』は、たわいもなく書き留めたはずのTo Doリストが、有り得ない事もすべて現実に起こるようになってしまうーホン・サンス監督らしいユニークなユーモアが溢れ出た、2011年に発表した日本未公開作。『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)のチョン・ユミと、『ミナリ』(2020)で韓国人俳優として初めてアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが母娘を演じる。親族の金銭トラブルから逃れるため、海沿いの町のペンションに母と2人で泊っているミヘは、気晴らしに“明日すること”を紙に書く。「近所を散策」「誰かとバドミントンをする」「お母さんにマッサージ」など12個をリストアップしたミヘは、やがてそのリストに導かれるように行動する…。ホン・サンス監督が2011年に発表した日本未公開作を『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)のチョン・ユミと、『ミナリ』(2020)で韓国人俳優として初めてアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが母娘を演じています。
ほか、シャー・ルク・カーン主演最新作『JAWAN/ジャワ―ン』が11/29(金)より公開されることを記念し、若き日のシャー・ルク・カーンが主演、インドのアカデミー賞フィルムフェア賞脚本賞も受賞した庶民派ドラマ『ラジュー出世する』(92、インド)が、彼の誕生日でもある11月2日(土)に再配信されることが決定!ダージリンの大学を出たラジューは、建築技師になることを夢みて大都会ボンベイ(現在のムンバイ)へ。下町の人々の人情に支えられ、就職活動を始めたラジューだったが、結果は不採用ばかり。ラジューを住まわせてくれた大道芸人ジャイは、そんなボンベイの非情さを人々に説く。恋人同士になったレヌのおかげで、彼女が勤務する建設会社の採用面接を受け、やっと就職できたラジュー。就職後社長令嬢サプナに気に入られ、どんどん出世していくラジューにレヌは不安を覚えるが、その不安は現実のものになる…。日本でインド映画の人気が本格化するきっかけとなったエポックメイキング的作品であると同時に、当時26歳だった若かりし頃のシャー・ルク・カーンを拝める貴重な作品。
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