ミン・ヒジン前代表が、ADOR代表取締役の解任を受け入れられないという意味で提起したADOR社内取締役再選任仮処分審問期日の日が明けた。
本日(11日)、ミン・ヒジン前代表が、HYBEを相手に出した議決権行使など仮処分の審問が開かれる。 ソウル中央地裁・民事合議50部(キム・サンフン首席部長判事)は、審問期日をきょう午前に指定した。
ミン・ヒジンは先月13日、ソウル中央地方裁判所にADOR臨時株主総会招集およびADOR社内理事再選任のための仮処分を申請した。 8月末、ADOR取締役会の決定によって代表取締役から解任されたミン・ヒジンは、「これは株主間契約に違反するものであり、裁判所の議決権行使禁止仮処分決定にも反するものだ」と主張した。
先立って5月、ミン・ヒジンがHYBEを相手に提起した仮処分申請が一度引用された経緯がある。 当時、ミン・ヒジンはHYBEが自身の代表理事解任案に対する議決権を行使できないようにする仮処分を申請し、裁判所はミン・ヒジンの手をあげた。
ミン・ヒジン側は代表理事解任の件に対して「代表理事任期を保障しろという裁判所の仮処分決定に正面から違反したもの」と話し、これに対しHYBE側はミン・ヒジン側の正当な解約理由により株主間契約はすでに解約されたと反論した。
11月、ミン・ヒジンのADOR社内理事任期3年が満了するだけに、ミン・ヒジン側は裁判所の仮処分審理期間を考慮し、その任期が満了する前に臨時株主総会を募集し「社内理事ミン・ヒジン再選任の件」に対して賛成する議決権を行使するようにする仮処分申請を出したと説明した。
ただし以後、ADOR側は「NewGenes」が要求した「ミン・ヒジン代表理事復帰」に対する立場を明らかにし「理事会でミン・ヒジン理事を社内理事に再選任するための臨時株主総会を招集することを決議した」と話した。 臨時株主総会の日付は10月17日に予定された。
社内取締役の再選任後、代表取締役への復帰を望んでいるミン・ヒジン。 一度仮処分が引用されたことがあるだけに、今回は裁判所がどんな判断を下すか、結果が注目される。
WOW!Korea提供