「BTS(防弾少年団)」を掲げた旅行商品が販売されている中、所属事務所がこれを認知できずにいたと伝えられた。
28日、SBSはA旅行会社がテグ(大邱)に造られた「BTS」のメンバーVらの壁画通りを含む旅行商品を7月から販売していると明らかにした。
しかし、これは「BTS」の所属事務所であるHYBEの許可を受けていないもので、有名人の顔や音声などを同意なく商業目的で利用する「パブリシティ権侵害」に該当する。
Vが卒業した大邱のある小学校の塀には、ファンが描いたVの顔が盛り込まれている。近くには他のメンバーのSUGAの壁画通りがある。その場所は「BTS」のファンに観光スポットとして知られている場所だ。
A旅行会社は該当場所を「大邱V壁画通り」、「大邱SUGA壁画通り」として旅行の日程に含めて「K-POPファンならぜひ体験しなければならない。K-POP旅行に出かけましょう」とPRした。
「BTS」の所属事務所HYBEは「事前に認知すらできなかった事業」として「所属アーティストの知的財産権保護の原則に従って該当の観光の中止を旅行会社に要請した」と明らかにした。
韓国の文化体育観光部(日本の文化庁、観光庁、スポーツ庁に当たる)は該当の観光商品を知らせる報道資料まで作って配布し、 文化体育観光部傘下の韓国訪問議会委員会は観光商品旅行先情報と日程表をホームページにも掲載したという。現在は壁画通りというフレーズを削除した状態だ。