アイドルが続々と立ち向かうYoutube「脱オタク収容所」、きょう(11日)カンダニエル名誉毀損件の宣告



歌手カンダニエルなど、有名人を対象に虚偽内容の悪意的な映像を掲載して来たYoutube「脱オタク収容所」運営者のパク氏に対する1審宣告が開かれる。

きょう(11日)ソウル中央地裁刑事18単独は、情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(名誉毀損(きそん))容疑で裁判に掛けられたパク氏の宣告期日が開かれる。


検察は先月12日に行われた結審公判で、パク氏に罰金300万ウォン(約30万円)を宣告してほしいと要請した。

その後陳述でパク氏は「分別無く、考えが浅かった」とし、「被害者の方たちを傷つけたようで申し訳ない。了解をお願いする」と善処を訴えた。パク氏側は映像の最後の部分に意見を述べる形式のコメントを入れている点、虚偽性に対する認識は無く、公益のためだと考えて行動したという点を考慮し、無罪を宣告してほしいと要請した。

「脱オタク収容所」が多くの悪質なうわさ(ルーマー)を生成し、K-POPファンの間で悪名高いYoutuberだ。運営者パク氏はカンダニエルを批判するために去る2022年自身のYoutubeチャンネルに「国民彼氏俳優アイドルの乱れた私生活」というタイトルの虚偽内容の映像を掲載した容疑を受けている。パク氏側は映像を掲載した事実については認めたが、「映像の内容が事実だと信じている」とし、名誉毀損が成立しないと主張している。

これ以外にもパク氏は、去る2021年10月から2023年6月まで「IVE」チャン・ウォニョンなど有名芸能人とインフルエンサーなど7人を批判するYoutube映像を23度にわたり掲載し、名誉を毀損した容疑でも去る5月に非拘束起訴され、別途裁判を受けている。これ以外にも「BTS」V、JUNG KOOK、グループ「aespa」など複数のK-POPアイドルたちも告訴を行っている。

何よりも「脱オタク収容所」の身分を入手しサイバーレッカー処罰の口火を切ったチャン・ウォニョン側から名誉毀損による損害賠償訴訟も受け、現在控訴審裁判が行われている。1審で裁判所はパク氏がチャン・ウォニョンに1億ウォン(約1000万円)を支給しろと判決が出た。パク氏はこれを不服とし現在2審が行われている。

WOW!Korea提供

関連記事

2024.09.11