BTOBの1曲目は「나의 바람 (Wind And Wish)」。2023年リリースの耳障りもいい人気曲。ポップで軽やかなリズムで歌唱力とダンスを両方披露する。気づけば会場中に風が吹きぬけたかのような、爽やかで暖かい雰囲気に。
1曲目が終わると、「すごいですねー!挨拶からしましょうかな!」とちゃめっ気溢れる日本語で会場を笑顔にし早速BTOBワールドに。
さらに今回日本に到着してすぐ何をしたかという話題に。中には空港から一蘭ラーメンに直行し、替え玉にチャーシューまで食べたというメンバーに、コンビニでお菓子を買ってきたというメンバーなどそれぞれに日本を楽しんだよう。
途中「日本語上手になったよね!」と褒め合うなど、10年以上一緒にいても常に仲睦まじい姿を見せてくれるのはBTOBの人気の秘訣のひとつだろう。
次には「탕탕탕 (SEO EUN KWANG & LEE MIN HYUK) 」をEUN KWANGとMIN HYUKがユニットで披露。コミカルかつ真似したくなるようなフレーズが特徴の楽しい楽曲。
再び全員揃って、「너 없인 안된다(Only one for me)」。前向きな雰囲気で明るく揃うハーモニーが心に響く。続く「그리워하다 (Missing you)」は切ないながらも暖かい気持ちになれる長く愛される人気の曲。
トリのXIA(ジュンス)の映像が流れると、会場は一際熱気を帯びた。
「Out Of Control (Feat. YDG)」でダンサーとともにキレキレのダンスのXIA。
白いスーツがクールがさらにクールでかっこよさを増す。
「この会場はソロコンサートで来たことがあって、また(ここで)みなさんに会えて嬉しいです」と挨拶。日本で公演するたびに日本語能力が落ちていないかと心配してるということも吐露。気持ちを伝えるのは韓国語がいいかなと思ったが、日本語で頑張りますというXIA。さすがは後輩たちから尊敬されている憧れの先輩だ。
続いてデビュー20周年を迎えた昨年リリースした「Red Diamond (Japanese ver.)」。今まで一緒に歩いてきてくれてありがとうと、ファンに向けた楽曲を、身体中から溢れ出すような情熱とともに力いっぱい表現した。強くまっすぐな歌声が会場に深く刻まれた。
リズミカルなハウスダンスナンバー「Pit A Pat」は、再びダンサーが登場し、壮大な雰囲気でスタイリッシュにパフォーマンス。
最後は「Incredible (Feat.Quincy)」で惜しげもなくパワーを見せつけ、「2024 ENA K POP UP CHART SHOW IN JAPAN」初日ステージに幕を下ろした。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)