HYBEは所属アーティストの航空券情報を不法取得し、これを取引きした疑いを受けたSNSアカウントの運営者が検察に送致されたという通知を受けたと明らかにした。
HYBEはK-POPアーティストの航空券情報不法取引に対応するため、昨年から別途にTFを構成した。HYBEはオンライン上でアーティストの航空券情報を取引する多数のSNSアカウントを確認した後、運営者の身元を特定できる証拠資料を確保して警察に提出した。
警察は該当資料を基に長期間国内外で捜査を進行し、一部被疑者の容疑を確認してソウル中央地方検察庁に送致した。
警察調査の結果、被疑者はアーティストの航空券情報を売買し、数1000万ウォン(数100万円)から数億ウォン(数1000万円)に達する収益を得たことが確認された。被疑者はチャットやDM(Direct Message)などでK-POPアーティストの航空券情報を違法で取引した。
違法取引された情報は、アーティストの座席情報を事前に調べ、同じ飛行機に搭乗後、近接接触を試みるストーキング行為に使用された。アーティストの座席と機内食を意図的に変更したり、フライト予約をキャンセルしてスケジュールに支障を与えるなどの被害を及ぼした。
HYBEは「違法に取得した航空券情報を販売または購入する行為は、アーティストの身辺を脅かして不安感を助成する明白な違法行為であり、空港および航空機内の安全事故を引き起こす可能性のある非常に深刻な問題」として「アーティストの個人情報を商品化して取引する犯罪行為については、無寛容の原則で、いかなる合意や善処もなく、最後まで責任を問い、厳重に対応するつもり」と明らかにした。
HYBEは航空券情報をはじめとするアーティストの個人情報の追加流出を防ぐため、関連手続き及びシステムを点検し、航空会社および旅行会社に協力を要請した。