グループ「BTS(防弾少年団)」の軍入隊および完全体活動中断の情報を先に入手し、公式発表直前にHYBE株を処分したHYBE系列会社の職員3人が裁判にかけられることになった。
27日、ソウル南部地検金融調査1部は、有名アイドルグループメンバーの軍入隊及び完全体活動中断のニュースが盛り込まれた映像が公開されることを事前に知り、映像公開直前に所属会社の株を売却した疑い(資本市場法違反)で、A氏(32歳)、B氏(35歳)、C氏(39歳)の3人を不拘束起訴したと明らかにした。
検察によると、彼らはビジュアルクリエイティブ(VC)および警備チームでの勤務経歴を利用し、未公開の重要情報を取得したことが明らかになった。業務特性上、メンバーと随時接触することができ、他の業務担当者とも密接な関係を維持する状況だったため、軍入隊及び活動中断の事実を知ることができたという説明だ。これにより彼らは合計2億3000万ウォン(約2600万円)の損失を避けたことが明らかになった。
金融監督院の資本市場特別司法警察は昨年5月、A氏などを摘発し検察に送致した。
「BTS」は昨年6月、YouTubeを通じて「団体活動を暫定中断し、当分の間個人の活動に突入する」と立場を発表した。翌日、HYBE株は24.87%急落し、時価総額は2兆ウォン(約2300億円)近く減少した。