また、11月には「愛の不時着」が日本で110年の歴史を誇る「宝塚歌劇」公演として日本の観客と会う予定だ。宝塚歌劇団は女性団員だけで構成された日本の伝統的なミュージカル劇団で、日本だけでなく世界的にも圧倒的な観客層を保有している。
韓国ドラマが宝塚公演に輸出されるのは、2009年の「太王四神記」以来「愛の不時着」が2度目となる。「愛の不時着」の宝塚公演は11月30日から12月15日まで東京建物Brillia HALLで、12月22日から28日まで大阪の梅田芸術劇場のメインホールで行われる。
スタジオドラゴンの関係者は「ドラマ『愛の不時着』のかわらない人気に支えられ、ミュージカルも日本で良い成果を出していて意味深い」として「ヒットドラマIPを公演に拡張することで、IPの生命力と付加価値を高めることができる。今回の『愛の不時着』のミュージカルの成果をもとに、今後のドラマIPを活用した公演事業をさらに拡大していく予定だ」と伝えた。
「愛の不時着」は2020年、日本のNetflixのテレビショーランキングで1位にランクするなど、第4次韓流ブームを巻き起こしたドラマだと評価されて日本で大きな人気を集めた。
1月に韓国コンテンツ振興院で発刊した「2023 Kコンテンツ海外進出現況調査」でも「愛の不時着」は「冬のソナタ」と共に日本人が最もよく見る韓国ドラマに選ばれるなど、相変らず強固なファンダムを誇っている。
スタジオドラゴンは昨年8月にも、日本を代表するエンターテイメント会社であるエイベックスのグループ会社エイベックス・ピクチャーズと手を取り、ドラマ「ヴィンチェンツォ」をミュージカル化して現地で披露したことがある。