追い込まれたオ専務はVIP病室に入院しているセヨンの母親を別の場所へ移した後、セヨンを呼んで「パロ4.0」のベータ版を持って来いと脅迫した。しかし、セヨンはこの事実をインソンとマフィに打ち明けて助けを求めた。すると思いがけない幸運が訪れた。マフィがセヨンの母親のベッドに位置追跡装置を付けておいたおかげで、その行方を追うことができたのだった。
マフィがセヨンの母親を救う間、インソンとセヨンは最後の勝負に出た。インソンは、オ・ヨングン副会長に拒否できない提案をした。ソンジュが「パロ4.0」のベータテスト結果を伝えようとした事実と共に、オ専務解任の件で緊急株主総会を開くことを提案した。オ専務を訪ねたセヨンもインソンの行動を伝えた。
セヨンの母親は田舎の療養病院に無事に運ばれた。セヨンはインソンとマフィをはじめ、自分を助けてくれた人々の心に感動した。なかなか感情を表に出さなかったセヨンが初めて涙を見せた。インソンはそんなセヨンの心を温かく慰め、そして2人は口づけを交わした。