しかし、先週15、16話で拉致、銃器事故、手術など劇的な結末を迎えるためのすべての要素が動員され、むしろ没入度を妨害する逆効果を生んだ。 悪役ユン・ウンソンの根も葉もない悪行、またペク・ヒョヌ(キム・スヒョン扮)とホン・ヘイン(キム・ジウォン扮)のロマンス叙事の遅い展開が視聴者を疲れさせた。
その中で「涙の女王」の「長生きのエンディング」が視聴者の荒唐無稽さをかもし出した。 最終話の最後、ペク・ヒョヌとホン・ヘインの結婚式や娘を産んだ家族の団らんなど人生の過程を見せるよりは、2074年にホン・ヘインを先に送ったペク・ヒョヌがドイツの墓を訪れる姿で終わり、視聴者たちを当惑させたのだ。 このような結末に対して「余韻が深い」として満足する視聴者がいるかと思えば「主人公たちの話はどこに行ったのか」「あまりにも虚しい結末だ」という反応も呼び起こした。
後半部の交通事故、記憶喪失などの素材で視聴者を残念に思わせた「涙の女王」がこのような批判にもtvN歴代最高視聴率を記録した。 結果は完ぺきだったが、作品が残した最後の「龍頭蛇尾」エンディングが視聴者の間で舌戦を呼び起こしている。
WOW!Korea提供