俳優のオ・マンソクが老練で密度のある演技を披露し「名品俳優」の真価を誇示している。
オ・マンソクはMBC「ワンダフルワールド」からtvN「涙の女王」まで全く違うキャラクターに変身を繰り返し、画面を掌握している。
MBC「ワンダフルワールド」でオ・マンソクが演じたクォン・ジウンはドラマの中でストーリーの出発点になる人物だ。 ウン・スヒョン(キム・ナムジュ扮)の息子を事故で死なせ、彼女に復讐をせざるを得なくさせる姿で視聴者の眉をひそめさせた彼は、表情と言葉遣いはもちろん、華やかなまなざしでキャラクターに生命力をしっかり吹き込んだ。 特に、キャラクターに深く没頭した彼の演技は、画面を越えた強烈なインパクトを与え、テンションを加えたという評価。
特に、ウン・スヒョンと対峙する場面では、善良だった印象が悪辣に変わっていく瞬間を生々しく表現し、視聴者の手に汗を握らせた。ウン・スヒョンを何気なく見下ろして冷たく背を向ける姿などは、没入度を最大値に引き上げ、息が止まるエンディングを飾り緊張感を高めた。
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