ロマンチックでリズミカルな魅力が引き立つVの中低音のボーカルが後半のフルート演奏と調和し、ゆったりとした自由さと静けさを感じさせています。
バンド音楽でも徐々にギターのソロが消えている傾向の中、3分余りの曲の中でなんと1分以上の流麗なフルートの独走が流れる破格的な展開は、クラシックで現代的な変調を加えた洗練美を見せて決まりきったように公式化されたKPOPジャンルの領域を拡張したと評価されました。
スペインのマヨルカのビーチで撮影されたミュージックビデオは、シーンが変わるたびに異色の風景が広がり、理想と現実を行き来しながら展開されるVの自伝的で夢幻的なストーリーを盛り込んで話題を集めた。
また、フリースタイルのダンスパフォーマンスで企画されたステージは、グルーヴィで自由なダンスと毎回異なる新鮮な魅力を披露しました。
「BTS」とは違うV本来のカラーを盛り込んだ「Slow Dancing」はソロアーティストとしての個性と力量を見せ、世界的に大衆性と芸術性共に認められました。