※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
チョ・ジョンソクが先手を見抜く洞察力で牽制を避け、痛快感を与えた。
11日に放送されたtvN「魅惑の人」9話と10話では、イ・イン(チョ・ジョンソク)が自分の寵愛を受けるカン・ヒス(シン・セギョン)を牽制し、威嚇(いかく)するパク・ジョンファン(イ・ギュフェ)と鋭い対立を繰り広げ、計略にも動じず数手先を見抜く洞察力でカン・ヒスを守り、熱いメロを繰り広げた。
前回の放送でイ・インはパク・ジョンファンと対立し、棋待令(キデリョン/王が呼べばいつでも碁を打ちに出向く人物)カン・ヒスを罷免して追い出す危機におかれ、結局パク・ジョンファンによってカン・ヒスが捉えられ危機を迎えたかのように見えた。しかし、都城に来た清の使臣が囲碁が好きだということを知るイ・インは、彼が並々ならぬ囲碁の実力をもつカン・ヒスを求めることを予想し、清の使臣がカン・ヒスを探すと、これを名分に再び宮殿に呼び入れ、彼女をを守った。
愛する女性を守り抜いたイ・インの妙手はこれだけではなかった。カン・ヒスと互いの気持ちを確認した翌日、冷たい態度に変えて宮殿に入らな謹慎せよと命じた理由もカン・ヒスを守るためであり、たぐいまれな判断力で危機を避けていくイ・インの明せきさは痛快感を抱かせた。
特にカン・ヒスがパク・ジョンファンの計略で追捕され押送される時、使いたちは義禁府ではなくカン・ハンスンの家に連れて行き、そこにイ・インが登場して気をもんでいた視聴者に予想外の反転を与えた。イ・インはカン・ヒスを抱きしめて会いたかったと告白した後、自身が謹慎の罰を下した理由を説明し、カン・ヒスに「そなたは私の棋待令(キデリョン)だ、私が呼べばいつでも来なければならない、私もそうだ。そなたが呼べばいつでもかけつけるだろう」と言って、抑えていた熱い感情とカン・ヒスを守るという意志を表わした。
チョ・ジョンソクは自身を圧迫する牽制勢力であるパク・ジョンファンと対立では退くことのないカリスマで劇の緊張感を導き、一方ではカン・ヒスに向けた切々とした感情を描きながら2人のロマンスムードを極大化した。
WOW!Korea提供