【おすすめ5曲】明け方に聴きたくなる、K-POPソング特集
NCT DREAM「Never Goodbye」
韓国ボーイズグループ「NCT DREAM」が2022年に発売した、アルバム『Beatbox』の収録曲。終始シンプルなコードワークで進んでいく、R&Bバラード曲。「北極星のように、いつも同じ場所で待っているよ」という気持ちが込められた曲で、NCT DREAMのマーク、ジェノ、ジェミン、チソンがラップメイキングに参加した楽曲。「やけに深くて長かった夜を耐え抜いたある日 涙が溢れてふと頭をあげたときに見える 輝く星をたどれば また戻る道を見つけられるはず」というメッセージ性の強い歌詞を歌う彼らは、いつもの明るく元気いっぱいなイメージから一変して、包容力いっぱいの彼氏のよう。
チェ・ユリ「Forest」
韓国歌手「チェ・ユリ」が2022年にリリースした、シングル曲。自身が作詞作曲編曲をしたこの曲は、「私は周りの人たち(=大きな木)とは違って、小さな存在(=木)のようだ」と、自分の存在を大きな森のなかの小さな木に例えて「打ち解け合いたい」と語るミディアムバラード曲。彼女特有のささやくような優しさ溢れる歌声と、詩のような叙情的な歌詞、そして気楽に聞けるメロディーラインは、「IU」や韓国ボーイズグループ「TOMORROW X TOGETHER(TXT)」「THE BOYZ」「SEVENTEEN」もファンであることを公言している。
MONSTA X「Sorry, I'm Not Sorry」
韓国ボーイズグループ「MONSTA X」が2020年にリリースした、アルバム『Fatal Love』の収録曲。強いビートが特徴的な彼らの曲だが、そんな印象とは正反対のゆる~いビートが魅力的なヒップホップ曲。「この悪夢 二度と見ないよ 僕が悪いわけじゃないみたいだ」という歌詞は、夜に1人取り残されている私たちを救ってくれるような気がする。
ペク・イェリン「A Walk」
韓国歌手「ペク・イェリン」が2021年にリリースした、アルバム『Love, Yerin』の収録曲。2010年に韓国歌手「Sorri」がリリースした同名曲をリメイクしたもので、「散歩しているときに思い出す人」をテーマに日常にある愛おしさや好きな人を歌う曲。リメイク版のこの曲では、ピアノの伴奏とともにどこか幻想的な雰囲気を感じることができる。
IU「My Sea」
韓国歌手「IU」が2021年にリリースした、アルバム『LILAC』の収録曲。1番は10代、2番は20代、3番は現在と、私小説のようにIU自身を投影したような素直な詞が垣間見えるバラード曲。自分のことを愛せなかった主人公が「心が貧しかった夜は過ぎ去り、今は自分の海(自分自身)を取り戻した」で終わるこの曲は、太陽が昇る明け方の様子とどこかリンクする。曲を聴いたからとすぐに自分の現実が変わるわけではないけど、どこか心が晴れやかになるのは、モヤモヤとしていた自分の心に名前がつけられたような感覚になるからかもしれない。
WOW!Korea提供