キャッチ―なリズムが印象的な「SAVAGE」、ファンキーなサウンドが魅力の「B.O.D.Y」と「Dynamite」を披露し、ファンも一緒に歌って踊って楽しめる楽曲が続くと、「Chemical」では3人のクールでセクシーさがあふれるパフォーマンスにファンも熱狂し、会場は興奮の渦に包まれた。
メンバーがステージを去ると、オープニング映像から繋がるブリッジ映像が流れ、3人がそれぞれ異なる時空間にいながらも同じ場所に集まり、そこで円形のオブジェに向かって歩き出す姿で映像が終わる。そして、「歪曲された記憶の中でも結局僕たちはお互いを引き寄せる」という意味の歌詞が込められた5thミニアルバムのリード曲である「Amnesia」のステージへ。会場に幻想的なピチカートとヴォーカルチョップが響くイントロから始まり、エレキギターのサウンドに乗せてグルーヴィーかつ色っぽく情熱的に歌う姿に、ファンの掛け声も熱を増していった。
ライブの後半は、幻想的で魅惑的なサウンドが魅力の「Scentist」、「桃源境 (Shangri-La)」といった名曲を披露し、会場を盛り上げた。
最後の曲に行く前に、一人ずつコンサートの感想を伝える時間へ。
ケン「前回のコンサートが面白くて、また来たいと思っていました。その時にいつ会えるんだろうと思っていたんですけど、こうして赤ちゃんたちの前に立つことができて気分がいいです。(日本語で)僕たちの赤ちゃんたち、病気や怪我をしないでいつも健康でいましょう。そして、幸せを探しましょう。愛してる、いつもありがとうございます」。
ヒョギ「昨年に続き、今年もみなさんと一緒に過ごすことができて幸せですし、こうした場を作れることに感謝しています。今年で(日本で)10周年を迎えるのですが、VIXXやみなさんにとって、時には幸せで楽しいこともありましたけど、時には辛いこともあったと思います。でもそれを克服して一緒に頑張ってきたんだなと思って、本当にご苦労様でしたという言葉を伝えたいです。(日本語で)2024年の始まりを、そして今年をみなさんと一緒に始められて本当に幸せですし、僕にとって忘れられないプレゼントになりました。今のVIXX、僕がいられるようにしてくれてありがとうございます」。
レオ「(日本語で)VIXXの今年最初の公演を見にきてくれて本当にありがとうございます。僕たちはみなさんと会って遊ぶのが一番幸せで、一生懸命準備しました。去年のファンコンサートから今年のコンサートまでたくさんのことを考えるようになりになりました。みなさんが感じている不安とかこれからのVIXXのいろいろなことですよね。たくさん心配かけて本当にごめんなさい。永遠とか、変わらないこととか僕は信じていないのですが、これからもずっと僕たちのことを見守ってもらえるようにずっと願っています。みなさんがいたら僕は、僕たちは変わらずにみなさんのそばにいると約束します」。
3人が熱い想いを伝えると、最後はSTARLIGHTに向けて書いたラブレターとして「Love Letter -Japanse ver.-」を披露。メンバーが歌うバックスクリーンには「君しかいないんだ 君の悲しみは誰よりも強い気持ちで愛そう 君にありがとう」という日本語の歌詞が映し出され、メンバーの真心と優しさをファンに届けた。この曲では、「VIXXだから永遠を信じてる 誇らしい星の光になるよ」というメッセージが書かれたファンからのスローガンイベントも行われ、メンバーを感動させていた。
「サランへ(愛してる)」というアンコールに応えてステージに戻ってきたメンバーは、客席に降りてファン一人一人とあいさつしていくように、ゆっくりと手と手を合わせながら周り、「また会おう」とファンとの再会を約束。限られた時間の中で、ファンと少しでも一緒に過ごしたいというメンバーの気持ちが伝わり、ファンも幸せそうな表情を浮かべ、会場はあたたかい雰囲気に包まれた。
最後にレオは「僕たちはVIXXを守るから。そばでずっと歌うから心配しないでください。僕たち、約束するから」と力強く約束し、別れを惜しみながらステージを後にした。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)
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