パク・ソジュン主演「京城クリーチャー」、韓国視聴者には退屈だが、海外では好評?

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

「京城クリーチャー」パート1が公開されて5日目だ。韓国と海外の評価が極と極だ。

22日、Netflixシリーズ「京城クリーチャー」パート1が公開された。「京城クリーチャー」は1945年、キョンソン(京城)の春を背景に、質屋クムオクダンの主人チャン・テサン(パク・ソジュン)と10年間母親を探すトドゥクン(行方不明になった人を探す人々)のユン・チェオク(ハン・ソヒ)がオンソン病院で誕生した怪物に立ち向かうという物語だ。

「京城クリーチャー」はカン・ウンギョン作家の新作でもある。KBS2「製パン王キム・タック」、SBS「浪漫ドクター キム・サブ」などを執筆したカン・ウンギョン作家の作品であるため期待も大きかった。演出もSBS「ストーブリーグ」などの名作を生み出したチョン・ドンユン監督がメガホンを取って大作を予告した。

しかし、いざ公開された「京城クリーチャー」に対する反応は交錯した。25日基準で韓国のトップ10シリーズで1位を記録したが、パート2に期待するという反応は著しく少ない。

10部作のうち7話まで公開されたパート1は、どこかで見たことがありそうな内容だ。韓国視聴者はありふれたテーマと京城時代の出会い、そしてお涙ちょうだい物に退屈さを感じた。京城にクリーチャーを加えただけで、どこかで見たようなメロと展開と確率性だ。劇中チャン・テサンとユン・チェオクがそれぞれ目標とするものがあるため、エンディングもある程度予測できる。

加えて、どこか利己的で弱い独立軍、怪物と日本軍に追われながらも愛が芽生える主人公たち、母性愛が作り出す怪物など、ドラマとしては理解できるが没入度と蓋然性が低いのは仕方がない。

一方で、韓国の反応とは異なり海外の反応は悪くない。24日のFlix Patrol(フリックス・パトロール)基準で「京城クリーチャー」は上位にランクしている。13か国で1位、8か国で2位を占めた。「京城クリーチャー」の海外の反応が悪くないだけに、パート2に期待しても悪くなさそうだ。

「京城クリーチャー」の視聴者が両極端な反応を見せた中、1月5日に公開されるパート2で持ち直すことができるかに注目が集められている。

 

WOW!Korea提供

2023.12.26