ステージでセクハラの被害を受けたスターたちが、自身の心の傷について明かし、ネットでは励ましの声が集まっている。
5日に放送されたEチャンネル・チャンネルSのバラエティー番組「遊んだお姉さん」で、歌手のミナが過去に軍隊で受けた性的虐待被害について明かした。
ミナは「軍隊で先着順で数人と握手をするようなイベントがあったのだが、突然数十人が集まってきた。囲まれてしまってある人が後ろから私の胸を触ってきた」と軍でのイベント中に経験した突然の出来事を説明した。
続けて、ミナは「すぐに憲兵隊からマネージャーたちが駆けつけてきて大騒ぎになった」とし、「この事件で営倉(軍隊の刑務所)に送るかどうかという状況になったが、年齢が若いため善処してほしいと言われて営倉までは行かなかった。偶然に一人だけがやったのではなく、複数でやったので罪が重くなった」と傷ついた経験を語った。
これに対してイ・ジヘは「実は私たち歌手は性的な姿も見せなければならないし、実際一度は経験したことがあるようだ」とし、「私も口には出せないけど、みんなやられるじゃないですか。イベントのようなところで人が集まれば、誰かがつかんだり、触られたり、髪を抜かれたりする」と共感した。
イ・ジヘが語ったように、同意のない身体接触は明らかなセクハラとなる。最近、DJ SODAは日本の大阪ミュージックフェスティバルで、公演中に観客から胸などの身体部分を触られるというセクハラを受けたことを明らかにした。彼女は「ステージで1人ではなく、複数の人が突然私の胸を触った」とし、「今でもとても怖くて、公演中にこんなことは一度もなかったのに、こんなことを経験し、信じられない」と暴露した。
主催側は一部の観客を警察に告発した。しかし、DJ SODA側はその後、容疑者3人からそれぞれ謝罪文を受け取り、彼らが深く反省していることから許し、告訴を取り下げている。
このようにステージ上で集団による非合理的な性的暴行事件は、スターたちの心を傷つけた。加害者への批判だけでなく、被害を告白したスターたちには励ましの声が集まっている。
WOW!Korea提供