HYBE、来年の「BTS(防弾少年団)」空白の影響は避けられない… 目標価ダウン



ユアンタ証券は30日、HYBEに対して来年の「BTS」の不在による影響は避けられないと見て、買収の意見を維持しながらも目標価を34万ウォン(38000円)から30万ウォン(33600円)に下げた。前日の終値は21万5000ウォン(23000円)だ。
ユアンタ証券は、来年のHYBEの連結基準売上高と営業利益をそれぞれ前年比2.9%増加した2兆2604億ウォン(2529億円)、13.5%増加した3197億ウォン(359億円)と推定した。

イ・ファンウク研究員は「代表的なアーティストのIPである『BTS』の空白は避けられないが、「NewJeans」をはじめとするその他の保有IPのグローバルファンダムの成長及び大衆認知度の上昇傾向に続き、全社の実績が改善傾向につながる見通し」と見た。
ただ、アルバム売上高は「BTS」の不在で前年比0.4%と多少減少すると予想した。音源ストリーミング部門は前年比10.3%増加、公演売上高は「BTS」SUGAのワールドツアーの逆基底効果で2.4%の増加に止まるだろうと推定される。総客数の増加に伴い、MD部門は7.1%増加すると推定した。
同研究員は「実績推定値の下降に伴って目標値を下降して提示する」とし「ただし、現在多様化されたIPを通じた質的成長が続いており、来年の新事業分野の可視的な成果が予想され、再来年の『BTS』のカムバックとともに爆発的な成長が見込まれる」と明らかにした。

2023.11.30