「イベントレポ」JO1、4カ月にわたる全国ツアー延べ20万人動員 念願のドーム公演に嬉し涙 全編LA撮影の写真集に大型展覧会…2024年の嬉しい発表も続々!

<オフィシャルライブレポート>

定刻になると、ライブのタイトル「BEYOND THE DARK」を象徴するオープニング映像が流れ期待が高まります。大迫力の幕開けは、JO1の代表曲「SuperCali」。そして、年末の「第65回 輝く!日本レコード大賞」で優秀作品賞に選出されている「Trigger」では白岩瑠姫がシャウトし、会場はいっきにヒートアップ。さらに9月にリリースした3RD ALBUM『EQUINOX』から、「Fairytale」を初披露。「SuperCali」のファンタジックで怪しげな世界観の続編を思わせるような、芸術的で独特な群舞インパクト抜群。途中、豆原一成がろうそくを吹き消す仕草をすると、一気に火柱が巻き起こる演出の一幕も。続く川尻蓮と白岩のユニットパフォーマンス「Fairytake Epilogue」では、ダンサーを引き連れ赤い紐を使用した猟奇的なオリジナルダンスで鮮烈な印象を残します。

木全翔也、大平祥生、鶴房汐恩はツアーのために自分たちで制作したオリジナル曲「We Can Fly」を花道を駆け回りながら歌唱。「Run&Go」では、メンバー同士が肩を組んで楽しくてたまらないというような表情で歌う様子もみられ、JO1の絆が垣間見られました。「NEWSmile」では、チャーミングなえくぼダンスを会場のJAMも一緒に踊ります。その後は、ラジカセデッキ型のトロッコに乗って会場をまわり、先週11月17日(金)に公開されたばかりの映画『OUT』の主題歌「HIDEOUT」、そして「RadioVision」をJAMとコミュニケーションをとりながら歌唱しました。

トロッコでまわりながら、あちこちでそれぞれがサインボールを客席に投げ、元高校球児の川西拓実は力強く遠くまで投げる様子も。ドームで初ライブ披露となったユニット曲「IttyBitty」では、川尻、白岩、川西、木全、大平、豆原がキレキレのダンスで魅了。ここからさらに、世界的アーティストR3HABとのコラボで話題、アジアツアーで披露し反響を呼んでいる「Eyes On Me (feat.R3HAB)」を国内初披露。カメラアピールで会場を沸かせ続け、ドーム全体がダンスフロアと化して踊り狂います。

與那城奨、河野純喜、金城碧海のメインボーカル3人で歌ったのは、 「Voice(君の声)」。誠実で繊細な歌声に自然と大きな拍手が巻き起こりました。そして大平が「JAMのおかげで今のJO1があります。JAMが苦しいとき、辛いとき、僕たちJO1が支えさせてください」とメッセージを伝えると、 “遅くてもいい、立ち止まってもいい”、”君はひとりじゃない”という思いが込められているバラード曲「Prologue」を歌い上げ、感動が会場を包みます。続く「Venus」では、どんなに道に迷うことがあってもお互いが光輝く目印であり続けられるようにと、今のJO1がJAMに支えられ闇を越えていく姿をパフォーマンスで力強く証明しました。そして、「Itty Bitty」と相反するキャラクターの主人公を歌ったボーカルユニット曲「Mad In Love」も今回ライブ初披露。
與那城、河野、佐藤景瑚、金城、鶴房の優しく甘い歌声と、お茶目でチャーミングなダンスに観客の口角も思わず上がります。

一転、ワイルドな衣装で登場した川西、佐藤、豆原一成はドーム公演のために作ったオリジナルラップ曲「Breaking The Rules」を初披露。3人の辿ってきた道や個性を織り込んだリリックに、大歓声が沸き起こります。さらに、「Algorithm」「Walk It Like I Talk It」「Speed of Light」「YOLO-konde」と激しいダンスナンバーで畳み掛け、会場のボルテージは最高潮に。ライブ本編は、JAMの掛け声が鳴り響く「Tiger」で締めくくりました。
アンコールでは、6基の大きな気球型バルーンに乗ってメンバーが登場。「We Good」「Touch!」を歌いながら会場をまわり、3階やバルコニー席を埋め尽くすJAMたちとも自由に目線を合わせながら、全体で一体となって盛り上がりました。
最後のコメント前には、2024年に大型展覧会が開催されること、そして2024年1月24日(水)に2nd写真集「Unbound」を発売することを発表。

来年に向けた嬉しい知らせに、会場のJAMからは喜びの大歓声が上がりました。

そして1人ひとり、思いを伝えます。

(2ページに続く)

関連記事

2023.11.26