「警察出頭」イ・ソンギュン、90度のあいさつで謝罪…麻薬容疑の即答避ける「調査で誠実に真実を話す」

麻薬投薬の疑いが持たれている俳優のイ・ソンギュンが警察に出頭した。 イ・ソンギュンは「不祥事に巻き込まれて申し訳ない」としながらも容疑を認めるかという質問には即答を避けた。

麻薬類管理に関する法律上、大麻・向精の疑いが持たれているイ・ソンギュンは28日午後4時30分ごろ、インチョン(仁川)ノンヒョン(論峴)警察署にある仁川警察庁麻薬犯罪捜査係事務室に出頭した。 イ・ソンギュンは遊興施設の店室長A氏の自宅で大麻など様々な種類の麻薬を投薬した疑いが持たれている。


この日ネクタイをしないスーツ姿で姿を現したイ・ソンギュンは90度に頭を下げてあいさつをした後「不祥事に巻き込まれて多くの方々に大きな失望感を与えた点、心より謝罪申し上げる。 申し訳ない」と述べた。 続けて「そして何よりも今まで私を信じて支持して下さったすべての方々にもう一度頭を下げて謝罪申し上げる」と付け加えた。

イ・ソンギュンは「所属事務所を通じて伝えたように真実な姿勢で誠実に捜査に臨むという立場には変化がない」とし「今この瞬間、あまりにも大きな苦痛に耐えている家族に申し訳ない気持ちだ。 もう一度皆様に心よりお詫び申し上げる」と再度頭を下げた。

4度にわたって90度であいさつをしたイ・ソンギュンは「疑惑を認めるか」という取材陣の問いに「調査で誠実に真実を話す」として即答を避けた。 さらに「どんな脅迫を受けたのか」という問いにも「それもまた調査で誠実に答える」と話した。 調査内容に対しては「初日なので私も調査内容を正確にはよく分からない」とし、心境を尋ねる言葉には「申し訳ない気持ちだけ」と答えた。

先立って警察はソウル・カンナム(江南)の会員制遊興施設で麻薬が流通されるという情報を確認していたところ、イ・ソンギュンの疑いを捕捉した。 警察はイ・ソンギュンを相手に試薬検査を行い、麻薬投薬の有無と種類、回数などを把握する予定だという。

一方、遊興施設のA氏は、向精容疑で検察に拘束送致された。 A氏はイ・ソンギュンを脅迫し、3億5000万ウォン(約3千810万円)をだまし取った疑いも持たれている。 この他、医師と遊興施設の従業員がそれぞれ麻薬供給と投薬の疑いで立件され、警察は財閥家3世など5人を麻薬投薬の可能性があると見て内偵している。

WOW!Korea提供

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2023.10.28