麻薬投薬の疑いが持たれている俳優イ・ソンギュンが、約1時間の警察の召喚調査を受けて帰宅した。
警察はこの日、試薬検査を行い、麻薬投薬の有無と種類・回数などを確認した。携帯電話は任意で提出したという。
イ・ソンギュンは同日午後、インチョン(仁川)ノンヒョン(論峴)警察署にある仁川警察庁麻薬犯罪捜査係事務室に出頭した。
彼は警察署前で取材陣と会い「不祥事に巻き込まれて多くの方々に大きな失望感を与えた点、心より謝罪申し上げる」とし、「誠実に捜査に臨む」と話した。続けて「この瞬間、とても大変な苦痛に耐えている家族に申し訳ない」として「もう一度皆さんに心より謝罪申し上げる」と付け加えた。
イ・ソンギュンは、ことし初めから遊興施設の室長A氏のソウルの自宅で大麻など、さまざまな種類の麻薬を投薬した疑いが持たれている。先立って警察はソウル・カンナム(江南)の会員制遊興施設で麻薬が流通されるという情報を確認していたところ、イ・ソンギュンの疑惑を確保した。
仁川警察庁が麻薬容疑で捜査線上にあげた人物はイ・ソンギュンと「BIGBANG」のG-DRAGON(本名クォン・ジヨン)を含め計10人だ。このうちG-DRAGONは麻薬類管理に関する法律違反の疑いで立件された。G-DRAGONとイ・ソンギュンはいずれも出国禁止処理された状態だ。
遊興施設の室長A氏は、大麻などを投薬した容疑で検察に拘束送致され、医師と遊興施設の従業員もそれぞれ麻薬供給と投薬の疑いで立件された。A氏はイ・ソンギュンを脅迫し、3億5千万ウォン(約3,800万円)をだまし取った疑いも持たれている。警察はこの他にも財閥家3世、作曲家、歌手志望生など5人も投薬の可能性があると見て内偵を行っている。
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