俳優チョ・インソン、今夏公開「密輸」「ムービング」のヒットで存在感発揮


さらに潤んだまなざしで相手役ハン・ヒョジュに愛を伝えるシーンでは、“ロマンスキング”の真骨頂を発揮。組織内でも伝説として通じる人物らしく、本音を容易に把握することができず、安全企画部の監視対象でもあった彼がハン・ヒョジュに徐々に関心を持ち、ハマっていく過程はときめきと同時にはらはらする緊張感まで高めた。最精鋭要員から愛にオールインする一人の男性であり、平凡な家長の姿まで柔軟なキャラクターバリエーションを見せ、最高の魅力を発揮したという評価だ。

チョ・インソンはインタビューを通じて、「すべての俳優は作品ごとに“ゼロ値”から始まる。前作で演じた人物が次の作品につながらず、演技に対する評価も次の作品につながらないので、毎回新たに始めなければならない。途方にくれることある。だから、もっと努力をするし、すればするほど恥ずかしい思いはしなくなると考え、上手くやりたい気持ちが生まれる」と語ったことがある。

長い間、世間の愛と関心を受けて来られたのは、徹底した自己管理と今に安住せず、コツコツと努力を重ねてきた結果だ。作品ごとに代替不可の存在感で愛されているチョ・インソンの次の“ゼロ値”が期待される。

WOW!Korea提供

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2023.09.24