「TIOT」が「中小アイドルの奇跡」を書くための本格的な動きを始めた。

「TIOT」は新生企画会社レッドスタートENM所属の新人ボーイグループだ。 クム・ジュンヒョン、キム・ミンソン、ホン・ゴンヒ、チェ・ウジンの4人で構成されている。

メンバー4人ともプロジェクトボーイグループ「ZEROBASEONE」のメンバー選抜過程を描いたMnetサバイバル番組「BOYS PLANET」出身だ。 彼らは「BOYS PLANET」の企画会社別スターレベルテストではJessiの「NUNU NANA」に合わせて披露した華麗なパフォーマンスで、他の参加者の視線を圧倒する姿で話題を集めた。 クム・ジュンヒョンはファイナル生放送に進出して最終14位に上がり、デビューを目前にした人気のある参加者でもあった。

ファンの間で「レッドスタートボーイズ」と呼ばれ始めた「TIOT」メンバー4人は、「BOYS PLANET」放送終了後から多彩な活動を展開し、デビュー組「ZEROBASEONE」に劣らない話題を形成した。 メンバーたちは番組終了直後、マスコミや自主インタビューコンテンツを通じてアイドル活動に対する力強い抱負を明らかにし、SNSライブ放送や韓国、日本、台湾で行われたファンミーティングでファンと交流した。

「BOYS PLANET」挑戦を通じて得た話題性をそのまま継続する素早い動きだけでなく、ファンの意見を積極的に反映し各種ビハインドコンテンツとカバー映像を公開する「親切な」歩みでも注目された。 今月に入ってからはチーム名を「TIOT」に確定し、プレデビュー日まで公表し、さらに激しい動きで新たな風を吹き起こしている。



「BOYS PLANET」デビュー組「ZEROBASEONE」以後、参加者で構成されたグループの初出撃という点でKポップファンの耳目がTIOTに向かって集中している。 彼らは多様なティージングコンテンツを公開し「中小石の奇跡」を書く新しい主人公になるために進撃中だ。

「Frame the Bluetooth:可能性の序幕」というタイトルを付けたプレデビューアルバムのタイトル曲が「百戦無敗」という点も目につく。 グループ「Click-B」が2001年、3枚目のフルアルバムのタイトル曲として発売した同名の曲をリメイクしたものだ。「Click-B」にデビュー後初の音楽放送1位の喜びを抱かせた曲である「百戦無敗」が、リメイクされたのは22年ぶりで今回が初めてだ。

ガールズグループの歌とは異なり、ボーイズグループの歌は「ファンダムが消費する彼らだけの音楽」という認識が強い。 音源チャートでサプライズな反乱を起こし「中小所属アイドルの奇跡」を書いたアイドルグループが大部分ガールズグループである理由もここにある。 「H1-KEY」、「FIFTY FIFTY」など最近チャートで頭角を現した中小事務所出身のアイドルグループも全てガールズグループだ。

「TIOT」の場合、大衆性が検証された曲である「百戦無敗」で活動に乗り出すという点で、チャート成績にも期待される。 原曲の作曲と編曲を担当したユ・ヘジュンが書いたまた別のヒット曲「さようなら」、「私に君だけが」等が最近リメイクされ音源チャート順位圏に上がったという点も、「TIOT」バージョンの「百戦無敗」に対する期待感を高める地点だ。

「TIOT」のプレデビュー日は23日だ。 デビュー後にはどんな戦略と方向性を持って「中小ドル」の限界を克服していくか、関心が集まっている。 レッドスタートENMコン・フンチョル代表は10日、マスコミedailyに対し「『TIOT』が本質である音楽を逃さず成長していくチームになれるよう支援する」とし「全世界にいるK-POPファンだけでなく、大衆にも名前を知らせるグループに成長させることが長期的な目標」と明らかにした。

WOW!Korea提供