「危機のジャンボリーを救った」…リリーフピッチャーとなったK-POP


状況がどうであれ、国際的な恥に転落するところだったジャンボリーのために我先にと駆けつけてくれたK-POP歌手たちの労苦は褒められて当然だ。危機のジャンボリーのために先を争って助けの手を差し伸べた企業のように、この日ステージに上がった歌手たちも4万人余りのジャンボリー隊員たちが良い印象を持って帰国できるようにという気持ちでステージに上がったと伝えられた。この日、K-POPスーパーライブに参加したある歌謡企画会社の関係者は「遠い他国まで来て苦労したジャンボリー隊員たちを慰めようとこころよく出演を決めた」として「わずか2時間だが、公演を見る瞬間だけは楽しさでいっぱいになってほしい気持ちだ」と伝えた。


公演もレベルが高かった。急造された感じが全くしないほどラインナップは華やかで舞台は多彩だった。雨の中の闘魂も輝いた。同日ステージに上がった歌手たちは、降り注ぐ雨を気にもせず、レベルの高いステージを披露し、熱い歓呼を受けた。舞台が滑ってややもすればミスと事故が発生しうる状況だったが、巧みに消化し無事故で完璧な公演を無事終えた。

韓国内の反応も熱かった。 12日、ニールセンコリアによると、KBS2で生中継された「K-POPスーパーライブ」は全国視聴率10.9%で同時間帯1位を記録した。1%台の視聴率を行き来する「ミュージックバンク」の約10倍水準だ。 K-POPスーパーライブに向けた国民的関心を垣間見ることができる部分だ。ライブを見守った視聴者たちは「K-POP歌手たちが国格を高めた」、「K-POP歌手がいなかったら大変なところだった」「急造された公演なのに良い歌手たちが立派なステージを作って私のほうが満足している」、「善意の舞台に駆けつけてくれたK-POP歌手たちこそ真の愛国者だ」などの反応を示した。

「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」はこの日、K-POPスーパーライブを最後に公式日程を終えた。

WOW!Korea提供

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2023.08.12