グローバルオーディション番組「青春スター」から誕生したボーイズグループn.SSign(エヌサイン)が、7月16(日)東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて「n.SSign Drama ‘Sound Candy’ JAPAN FANMEETING produced by ABEMA」を開催した。本イベントは、n.SSignメンバーが全員出演し、ハンジュンがメインキャストを務めたドラマ「Sound Candy – 私を満たす君の音」のファンミーティング。イベントでは、ドラマにまつわるクイズやミニライブなどでファンとの楽しい時間を過ごした。
本記事では昼公演をレポートする。
開演時間ぴったりに場内が暗転すると、オープニング映像にはドラマ「Sound Candy – 私を満たす君の音」で演じるn.SSignメンバーの姿が次々と映し出されていく。そして、薄暗いステージにメンバーがスタンバイする姿が見えるやいなや客席から熱い歓声が湧き上がった。
ステージにファンの視線が集中する中、グルーヴィーなピアノとフィンガースナップのサウンドが流れると、1曲目に「Salty」を披露。曲の間奏でファンがメンバーの名前を呼ぶ掛け声も息ぴったり! 真っ白な衣装に身を包んだメンバーが指揮棒を振りながらパフォーマンスし、まるで恋の魔法をかけるようにファンの心を惹きつけていく。続いて、ハンジュンがヘッドフォンをつけて始まる「BOUNCE!」では、リズミカルなサウンドに乗せて、ファンが持つペンライトも激しく揺れ、メンバーもキュートな笑顔を見せながら客席にハートを振りまくる。
会場のボルテージが高まる中、カズタが「みなさん、盛り上がってますかー! 来てくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えてからは、ひとりひとりの自己紹介へ。「こんにちは、n.SSignの猫監督ジュニョクでーす!」、「こんにちは、僕はn.SSignのリーダー、セクシーパワーダンサー カズタです。ただいまー!(ファン:おかえりー!)」、「こんにちは、僕はn.SSignのわんぱくー?(ファン:ボーイ!)ハンジュンでーす」、「こんにちは、僕はn.SSignのなまりー?(ファン:プリーンス!)ソンユンです」、「こんにちは、僕はあんぱんが好きな、みなさんが好きなマンネ(末っ子)ヒウォンです」、「こんにちはー! 僕はn.SSignのめちゃくちゃセクシー?(ファン:ポニョ)ドハでーす」とファンとの息もぴったり。
MCが登場してからは、n.SSignが8月9日にデビューが決まった話になり、ファンから送られる「おめでとー!」という声に喜ぶメンバーたち。ドラマの話になると、ハンジュンの名演技に司会者も大絶賛。ハンジュンは「(演じるのは)めっちゃ楽しかったです。セリフを覚えるのは大変でちょっと難しかったけど面白かった」と笑顔を見せた。ドラマではハンジュンがメインキャストとして演じていたが、n.SSignのメンバーも全員出演。中でもジュニョクの出番が多く、そのことについて触れられるとジュニョクは無表情でタオルを口にくわえながら「僕じゃない!」と照れ隠し。セリフが増えたのかどうか聞かれたジュニョクは「セリフは急に増えたような気がします。出番はもともと台本にあったんだけど、その状況によって変わることもありました」とし、カズタは「監督さんは現場の雰囲気によって、ちょっと違うってなったらセリフをすぐに変えちゃったりするのでちょっと大変だったんですけど…。僕は韓国人のふりをしている日本人なんで(笑)」と撮影当時を振り返った。
ドラマは視聴者投票によってエンディングが決まるため、出演者も結末は最後までわからなかったという。結末について、メンバーのハンジュンを応援していたのかどうかを聞かれると、ヒウォンは「僕はカン・ヘソン役のジョンヒョンさんがものすごくカッコよかったので、僕はジョンヒョンさんを応援していました(笑)」と本音を言って会場を笑わせた。
オープニングトークを終えてからは、「これは何の音? ASMRクイズ」のコーナーへ。これはメンバーが音を出して、何をしているかを当てるクイズ。1問目はハンジュンからの出題。カリカリ、ガリガリと砕きながら何かを食べている音。カズタは「キムチ?」、ヒウォンは「氷?」と答えていくが不正解。ドハが「はい!」と元気よく「キャンディ!」と答えると正解しガッツポーズを見せて喜んでいた。2問目はヒウォンからの出題。ザックザックと何かを食べる音を聞くと、カズタは「今度こそ絶対キムチ」と自信満々に答えるが不正解。ヒウォンから「遊園地で食べるもの」とヒントが与えられると、ジュニョクが「チュロス」と答えて大正解。3問目はドハが誰かに何かをしているという問題。ここでは、甲高い奇妙な声が聞こえ、怖がるメンバーたち。メンバーが悩む中、ヒウォンが「ドハが幽霊に立ち向かう音」と答えるが当たらず…。ここでハンジュンが自信ありげに手をあげると、「ドハ兄さんがソンユン兄さんをくすぐっているところ」と答えて大正解。ハンジュンは「笑い声がソンユン兄さんだったんです」と確信を持っていたようだ。しかし、当の本人はこの「音録り」はまったく覚えていないという。正解VTRを見てみると、ドハに脇のあたりをくすぐられて体をよじらせながら笑っている姿が映し出され、それを見たソンユンは膝から崩れ落ちて恥ずかしがる。ソンユンのたれ目でふにゃふにゃになった表情が司会者のツボにハマり、「もう一回見ていい?」とリクエストし再度見ることに。くすぐられた後に、ドハとソンユンがカメラ目線で微笑む表情もツボに刺さり、会場は笑いの渦に包まれた。
最後の問題は、「誰かが何かをしている音」というメンバーさえもわからない状態で出題される。会場にチューチューと音が流れると、ドハが「カズタ兄さん?」と答えた瞬間、カズタが無表情になりポーカーフェイスを試みるが、ぎこちなかったため会場の誰もがカズタと予測。「カズタコール」も起こり、正解VTRが流れると、マイクに口を近づけてチューチューと音を出すカズタの映像が流れ、カズタは椅子にうずくまりながら恥ずかしがる。カズタが「誰がこれを使おうと言った人は!」と叫ぶ中、会場の笑いは止まらない。生でチューの音を聞きたいという司会者のリクエストに「カズタ」コールが起こると、これには躊躇なく応えてくれたカズタ。チュッチュッチュと音を出して、仕舞にはハンジュンに顔を寄せてチューを迫り、会場は興奮に包まれた。
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