ドラマ「キング・ザ・ランド」、中東視聴者から“文化歪曲”の指摘…JTBC「すべて架空だ」


※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

去る7月8日、9日に放送されたJTBC土日ドラマ「キング・ザ・ランド」7話、8話には、インド出身の俳優トリバティ・アヌファムがアラブ王子として特別出演した。

劇中、キングホテルに宿泊することになった王子は、初めて訪問した日からチョン・サラン(イム・ユナ扮)に関心を寄せた。王子はク・ウォン(イ・ジュノ扮)とライバル関係を形成し、劇に緊張感を吹き込んだ。

その過程でアラブ王子がクラブで女性たちに囲まれ電話を取る姿、サランを露骨に誘惑し、ワインと共に食事を楽しむ姿などが登場した。


これに中東地域の視聴者らはSNSを通して、「わたしたちは飲酒や売春はしない。JTBCはアラブのファンに謝罪しろ」、「わたしたちのイメージが大きく歪曲(わいきょく)された」、「韓国ドラマがアラブ人やムスリムを見下した」などの反応を見せ、怒りの声を上げた。また、「なぜ彼らは常にインド人を使い、頭にスカーフを巻くのか」などとコメントし、アラブ人のキャラクター設定にインド人俳優が起用されたことに不満をもらした。

波紋が広がると、JTBC側は「ドラマに登場する人物、地域、地名はすべて架空だ。特定国家の王子を描写したものではない」と明らかにした。

WOW!Korea提供

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2023.07.10