歌手兼俳優イ・スンギと前所属事務所HOOKエンターテインメントの精算金問題が再燃した。
23日、ソウル中央地裁でHOOKエンターテインメント側のアルバム・音源・広告収益の精算金関連の訴訟初弁論期日が開かれた。
HOOKエンターテインメント側の代理人は「イ・スンギから9億ウォン(約9800万円)相当の広告手数料を返してもらわなければならない」と主張した。
この訴訟は当初、HOOKエンターテインメント側がイ・スンギに対し、自主計算した精算金約54億ウォン(5億9000万円)を支給した後、これ以上の債務がないことを確認してもらうという趣旨で提起された。
しかし、その後HOOKエンターテインメント側は「広告収益をあまりにも多く精算してあげた」とし、イ・スンギが9億ウォンを返さなければならないと、主張を変えた。
一方、イ・スンギ側はHOOKエンターテインメントからさらに30億ウォン(約3億3000万円)を支給されるべきだと反論している。
イ・スンギ側は裁判が終わった後、「HOOKエンターテインメント側が一昨日、請求趣旨を変更した」とし、「広告代行手数料が10%から7%に下げられていたが、会社側がこれを隠し、引き続き10%で控除したまま収益を分配してきたので、さらに受け取る精算金があると考える」と伝えた。
一方、HOOKエンターテインメント側は「マスコミ対応を一切しない」と明らかにした。
WOW!Korea提供