「インタビュー」「医師チャ・ジョンスク」出演の俳優キム・ビョンチョル、“かわいいクズ”というニックネームに感謝

 ソ・イノは“怒り爆発”キャラクターだが、それをキム・ビョンチョルがうまく演じたことで憎らしくなく“かわいいクズ”と視聴者から呼ばれた。キム・ビョンチョルは「基本的に好感の表現だと思って感謝しています。人物の様々な面を出すという側面で肯定的な評価ではないかと思っています。“かわいいクズ”というのを見て、ネットユーザーたちのメディアリテラシーってすごいなあと感じました。悪口を言われるキャラクターなので、制作発表会でもたくさん悪口を言われますと抱負を語りました。それなのにこういう反応をしてくださって、非常にありがたいという気持ちが大きいです。こうして受け入れてくださり、良かったです。不倫を描く面において、良くないほうに受け取られる恐れがあると思い、私も心配でした。いくらこんなに良くない人だといっても、肯定的な面が一つもない人はいないと思っています。そういう部分をうまく出して、人が単純なだけではないということが出せればいいなと思いながら演じていました」と演技で集中していた部分について言及。

視聴者はジョンスクとスンヒの愛情を独占するイノが、どんな魅力を持っているのか疑問を抱いたりもした。キム・ビョンチョルは「シノをどうして好きなのかとおっしゃいますが、私もわかりません。演じながら不倫ではあるのですが、スンヒに会う時はスンヒに最善を尽くし、ジョンスクといる時は家庭に忠実であり、一生懸命に行動した姿が良く見えたのではないかと思います」と言って笑った。

本作の面白さを極大化させたのは、キム・ビョンチョルのコミカルな演技だと言っても過言ではない。そんな“コミカルなDNA”はどこから来るのだろうか。

「コメディーの作品が好きです。そういう作業をするのも好きですね。そういった経験が影響を与えてくれるのだと思います。」

続けて「笑っちゃってNGが出る状況は思ったより多くありませんでした。監督は私が何かをすると笑うんですが、他の部分は静かでした。その笑いが面白くて笑ったというより激励のつもりでわざと笑ってくださった気がします」と撮影現場を思い出して答えた。

WOW!Korea提供

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2023.06.05