結局、Swingsまで直々に乗り出し、不快感を吐露すると、「酒を飲むチ・サンリョル」側はこれといった言葉もなく、当該映像を非公開処理しながら、2度の謝罪文を掲載した。非難が激しくなり、映像の中で露出した製品に対して不買の動きまで起こり、「酒を飲むチ・サンリョル」側は当該製品を協賛されたことがなく、PPL(間接広告)の進行によい事例を作るために私費で購入したと釈明したりもした。
酒と共にするコンテンツの長所は“酔中真談”(酔った勢いで本音を話すこと)を引き出すことができるということ。自由な雰囲気の中で引き上げられた親しみやすく率直な姿と、その際どいラインが面白さの要素になったりもする。若者層で高い人気を集めている「BTS(防弾少年団)」のSUGAの「シュチタ」、ラッパーのイ・ヨンジの「つまらないものですが」、歌手のチョ・ヒョナの「チョ・ヒョナの木曜日の夜」などにも有名なスターたちが訪れ、彼らの率直な話が話題を集めた。
しかし“飲酒放送”もやはりあくまでコンテンツであるだけに、限度は守られなければならない。「酒を飲むチ・サンリョル」の事例からも分かるように、酒を飲んだという理由ですべての行動が容認されるのではないため。それだけで、最近の飲酒コンテンツが多くなり、無分別に飲酒文化を助長しかねないという懸念も少なくない。さらにYouTubeがさまざまな年齢層のアプローチが容易なだけに、注意が必要だという指摘だ。
WOW!Korea提供