麻薬類投薬容疑を受ける韓国俳優ユ・アイン(36/本名:オム・ホンシク)が拘束を免れたが、誰かが投げたコーヒーのペットボトルに服が濡れるという侮辱を味わった。
ソウル中央地裁イ・ミンス令状専担部長判事は24日午前11時、ユ・アインの拘束前被疑者審問(令状審査)をおこない、午後11時30分ごろ「防御権行使の範囲を超え証拠隠滅したり逃亡の恐れがあると見るのは難しい。現段階で拘束の事由と必要性を認めるのは難しい」と拘束令状(逮捕状)を棄却した。また、「犯行と関連した証拠がすでに相当数確保されている点、被疑者が基本的事実関係自体を多く認めている点、大麻吸引は反省している点を考慮した。コカイン使用は一定部分の争いの余地を排除できず、防御権保証する必要があると見る」と説明した。
イ判事は共に請求された知人チェ氏(32)の拘束令状も同じ理由で棄却した。
ユ・アインはソウル・マポ(麻浦)警察署の留置場で結果を伝達され、午後11時40分ごろ帰宅した。ユ・アインは容疑に関する取材陣の質問に「メディアを通して該当事実を話すのは難しい。残る手続きに誠実に臨み、できる使命を全うしたい」と述べた。証拠隠滅疑惑は否認した。
そんな中、ユ・アインが車両に搭乗しようと移動していた際、500ミリリットルのコーヒーのペットボトルが背中に投げられるハプニングもあり、現場は一時騒然となった。ユ・アインは驚いた表情で後ろを見て、右手をまわし背中を触るなどした。
一方、ユ・アインは大麻、プロポフォール、コカイン、ゾルピデムなどの麻薬を常習投薬した容疑を受けている。ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は、去る19日にユ・アインに対し拘束令状を申請した。
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