「独占取材レポ」SUPERNOVAユナク(超新星)ミュージカルナンバーを熱唱、会場も大歓声!二夜限りのスペシャルライブ開催!

5月20日、21日の2日間に渡り、東京・有楽町I’M A SHOWにて、SUPERNOVA(超新星)のリーダー、ユナクのスペシャルライブ「BLUE EARTH MUSIC LIVE IN TOKYO YOONHAL SPECIAL LIVE in I’M A SHOW」が開催された。ライブは、米米CLUBのメンバーにして昨年大好評だったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の音楽制作でも高い評価を得ている金子隆博をアレンジャーに迎えた。ユナク自身が選曲したミュージカルソングを中心に、金子とのトークやミュージカル「RENT」で共演したジェニファーとのコラボステージを見せ、この日集まったファンと特別な時間を過ごした。
本記事では20日公演をリポートする。

開演時間を過ぎ客席が暗転すると、バンドメンバーがステージにスタンバイ。金子隆博が指揮者の位置につき会場中の視線が彼に集中すると、手を振り上げた瞬間ゆったりとしたテンポで演奏が始まる。ピアノやドラムの穏やかで温かい音色が響く中、ユナクの声が聞こえると、ステージそでからセリフを言いながら登場。会場は大きな拍手に包まれた。最初に披露したのは、ミュージカル「すべての瞬間は君だった」の楽曲「すべての瞬間は君だった」、「あなたの記憶」、「そんな人」の3曲。ユナクは劇中のロウンになりきりながら、胸に手を当てながら、儚くも力強い歌声で、ファンを感動させた。


歌い終わったユナクはお辞儀をしてから、「めちゃくちゃ久しぶりに歌いますね。ステージでソロで歌うのはビルボード公演以来で、珍しくまた緊張してきました。今日は舞台の曲をやっていきたいと思います」と笑顔を見せる。続けて、「2011年からMilky(ファンの呼称)さんが僕の舞台を見に来てくれたと思うんですけど、僕の初めての舞台は何だと思いますか?」とファンに投げかけると「『キム・ジョンウク探し』!」と即答。日本版タイトルの「あなたの初恋探します」は、韓国の多くの劇場がひしめき合う大学路(テハンノ)でロングラン上演されているコメディ・ミュージカル。彼は「大学路でアイドル1号として舞台に出ました。アイドルがどこまでできるのかと厳しい目で見られたことを今でも思い出します」と当時を振り返る。今ではK-POPアイドルがミュージカルや演劇をすることはよくあることだが、当時はまだ簡単に受け入れられずに否定的な意見が多かった。そんな中、ファンの皆さんにたくさん見に来ていただきました。その頃からアイドルもどんどん大学路に出るようになりましたね」とアイドルの舞台進出が増えた当時を紹介した。また、1曲目に披露したミュージカル「すべての瞬間は君だった」の舞台について、「遠いところから見に来てくれて嬉しかったです」と感謝の気持を伝えた。

そして、「次の曲は『あなたの初恋探します』のナンバーを2曲続けていきたいと思います」と紹介。金子が「ワン、ツー、スリー、フォー」と掛け声をすると、小気味良い演奏が始まり、会場もリズムに合わせて手拍子が自然と沸き起こる。ユナクが弾むように歌うと会場も華やかな雰囲気に。「Destiny」に続いて、ユナクが「皆さん、外(ロビー)で(お酒)を飲みましたか? 僕も今日はたくさん飲みます・・・。お水を(笑)」と一口水を飲むと、ステージをゆっくりと歩きながら、「いい人」を伸びやかなメロディーに乗せて「あなたに出会えたことが嬉しい」と語るように歌う。曲の後半ではバイオリンの優雅で力強い音色と共に、ユナクの歌声も情熱的になっていった。大きな拍手に包まれると、ユナクは「このとき、いらっしゃった方います? 何回も来てくれましたよね。前の席で10日間ずっと見ていた方もいらっしゃって、皆さんがすごく応援してくれたことを思い出します。」と当時を振り返りながら、ファンのありがたさを再実感していた。

ユナクの除隊後初のミュージカル「ON AIR~夜間飛行~」からは「最初で最後」を韓国語バージョンで披露。楽曲の世界へ入り込むように、少し首を揺らしながら、時に繊細に、時に力強く歌いあげた。この作品について、ユナクはラジオDJに挑戦したかった次期にちょうどミュージカルで演じることができたことやこの作品で韓国ミュージカルのブームが始まったことを感慨深く話した。また、当時は超新星のメンバーも舞台に挑戦していた時期。これについて、彼は「あの時は、ソンモも僕もソンジェも・・・、あ、ゴニルもグァンスもジヒョクもみんな舞台をやっていて(笑)、ファンの皆さんは『なんだこのグループ?』って思ったかもしれないんですけど(笑)、舞台をやると鍛えられていくんです。僕も皆さんの前でこんな風に歌うことができるようになるなんて(笑)」と苦笑いを浮かべながらも、成長できたこともファンのおかげだと改めて感謝の気持を伝えた。

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2023.05.22