グループ「Fin.K.L(ピンクル)」出身の女優ソン・ユリ(42)が、所属事務所イニシャルエンターテインメントと再契約を結ばないことが明らかとなり、「夫の詐欺疑惑が原因か?」との声も上がっている。
19日、複数の芸能関係者によると、先ごろソン・ユリとイニシャルエンターテインメントの専属契約が満了となった。両者は話し合いの末、再契約はしないことに決定した。
これに先立ち、ソン・ユリの夫で元プロゴルファーのアン・ソンヒョン(41)は仮想通貨取引所「Bithumb(ビッサム)」に仮想通貨を上場させるという名目で特定の仮想通過企業から数十億ウォン(約数億円)を受け取った疑いが浮上した。
同件で、検察は拘束令状(逮捕状)を請求したが、裁判所はこれを棄却。当時、ソウル南部地裁は、詐欺などの疑いがあるアン・ソンヒョンの拘束前被疑者審問(令状実質審査)を行い、「一部容疑に争いの余地がある」と判断した。判事は「証拠収取レベルと陳述の態度を照らし合わせたとき、計画的な証拠隠滅のおそれはないと見る」とし、「現段階では拘束の必要性と正当性があると見るのは難しい」と説明した。
これに先立ち、仮想通貨取引所「Bithumb」の実所有者と疑われているカン・ジョンヒョン氏が、アン・ソンヒョン名義のスポーツカーを所有していると伝えられ、”親友疑惑”が浮上。カン氏自身が「Bithumb」の経営と関連がなく、ハンナム(漢南)の高級ビラ(低層建物の物件)や高級スポーツカー、高級時計などはすべて自身の所有物ではないと主張する過程で出てきた話だった。ただし、ソン・ユリ側は、夫とカン氏のつながりについては「知らない」と立場を明かした。
また、ソン・ユリが代表を務めるコスメ会社「YULLIAEL」に「Bithumb」の関連会社「Bucket Studio」が30億ウォン(約3億円)を投資した事実が明らかになると、会社側は「投資を受けたのは事実だが、イシューがある(会社だ)と知って、すぐに投資金をリターン(返還)した」と説明していた。
一方、アン・ソンヒョンは2005年、プロゴルファーとしてデビュー。2017年、グループ「Fin.K.L」出身の女優ソン・ユリと結婚した。
WOW!Korea提供