グループ「Fin.K.L (ピンクル)」出身の女優ソン・ユリの夫として知られるプロゴルファーのアン・ソンヒョン(41)に逮捕状が出ていると報じられた中、ソン・ユリ側は「沈黙」を貫いている。
7日、法曹界によるとソウル南部地裁はこの日午前、アン・ソンヒョンに対する令状実質審査を行われた。
検察は、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)、背任収賄などの容疑でアン・ソンヒョンに対する拘束令状(逮捕状)を去る5日に請求した。
アン・ソンヒョンは、仮想通貨取引所「Bithumb(ビッサム)」に仮想通貨を上場させるという名目で特定の仮想通過企業から数十億ウォン(約数億円)を受け取った疑いがもたれている。
これに先立ち、仮想通貨取引所「Bithumb」の実所有者と疑われているカン・ジョンヒョン氏が、アン・ソンヒョン名義のスポーツカーを所有していると伝えられ、”親友疑惑”が浮上。カン氏自身が「Bithumb」の経営と関連がなく、ハンナム(漢南)の高級ビラ(低層建物の物件)や高級スポーツカー、高級時計などはすべて自身の所有物ではないと主張する過程で出てきた話だった。ただし、ソン・ユリ側は、夫とカン氏のつながりについては「知らない」と立場を明かした。
また、ソン・ユリが代表を務めるコスメ会社「YULLIAEL」に「Bithumb」の関連会社「Bucket Studio」が30億ウォン(約3億円)を投資した事実が明らかになると、会社側は「投資を受けたのは事実だが、イシューがある(会社だと)知って、すぐに投資金をリターン(返還)した」と説明していた。
昨年10月、カン氏にアン・ソンヒョンが車を貸すなど「非常に親しい仲」と伝えられた際、ソン・ユリ側は「何も知らない」と回答。しかし、夫アン・ソンヒョンに逮捕状が出ると、現時点で所属事務所は沈黙を貫いている。
タイミングとして、ソン・ユリがレギュラー出演していたKBS2バラエティー番組「別れもリコールできますか?」が去る3日に終了。KBS側は、番組の終了とアン・ソンヒョンの詐欺事件について「関連はない」との立場を明かした。
なお、アン・ソンヒョンが拘束(逮捕)されるか否かは、きょう夕刻または夜遅くに決定される見通しだ。その後、妻であるソン・ユリがコメントを出すのか注目される。
一方、アン・ソンヒョンとソン・ユリは2014年に公開恋愛をスタート。4年の交際の末、2017年5月に結婚し、ことし1月ソン・ユリは双子を出産した。
WOW!Korea提供